見出し画像

年末だからコスパやタイパを忘れて時間の豊かさを考えてみる

これは「Timelab Advent Calendar 2023」の1日目の記事です。

こんにちわ。友成です。
2023年12月1日になりましたね。
2023年もいよいよ残り1ヶ月となりました。
Timelabでアドベントカレンダー書こう!という事で
1番手の私は、人生と時間について、今年を振り返りながら書いてみます。


今年について

今年のはじめは、行政の仕事をしていた気がしますが、いつの間にか終わり、その後はたくさんのプロジェクトに関わらせていただきました。

関わったプロジェクト
・デザイン組織のセールス周り
・自社のマーケティングや分析
・ヘルスケアアプリの開発支援
・LINEマーケツールのダッシュボート開発
・輸出入の帳票管理ツールのプロ戦略支援
・ウェブサイトのリニューアル
・アプリの開発
自社他社問わずやり、中々に騒がしい1年でした。

今回は年末なので改めて日々の忙しさを忘れて、少し広く人生と時間について考えてみたいと思います。

みんなに平等な1日24時間

よくよく考えると人生のスタートは誰しもが平等では無いですね。
性別、肌の色、生まれる国、生まれる時間を選んで生まれてきた人は誰一人いないと思います。
そういう意味でも人生のスタートには大きな差があると思います。

一方で生まれた後の1日の時間は誰にでも平等です。
当然、持ち時間(寿命)は遺伝や環境で大きく異なりますが、少なくとも、ある1日を考えれば多くの人にとって24時間は平等です。

そんな平等に与えられる1日24時間を私たちはどう使うでしょうか?

人生の最後を考えてみる

少し人生の最後を考えてみよう。あなたは死ぬ最後の瞬間に人生を振り返ってどう思うでしょうか?心を落ち着けて少し目をつぶって考えてみてください。

  • 良い人生でしたか?

  • 悪い人生でしたか?

  • 満足できましたか?

  • 不満足でしたか?

  • 嬉しかったですか?

  • 悔しかったですか?

どうでしょうか?

そんな風に考えてみると、損得、人生のROIのようなものは浮かんできたでしょうか。
例えば、
コスパの良い人生だったな
タイパの良い人生だったな
たくさんお金が儲かったな
効率良い人生だったな
と思う人はいないと思います。

チャレンジしなかった後悔

きっと多くの人は

  • やりたかったのに出来なかったこと

  • 勇気がなくて踏み出せたかったこと

  • もっとリスクを取ってればよかったこと

このような事に後悔を抱くのではないでしょうか。
まれにたくさんチャレンジして満足したという方もいるかもしれません。

多くの人は、年を取った時に若かれし自分に贈る言葉として
もっとチャレンジしろ」という言葉を送るそうです。
当たり前ですが、やりたい事ができなかった人生ほど悲しい事はないと思います。

本当はチャレンジしたいけど出来なかった事、今やりたいけど出来てない事は、タイプやコスパが良いことですか?実はタイプもコスパも悪くリスクが高いことではないですか?

私がやりたいことのほとんどは、ROIが低い、可能性も低い、リスクが高いことです。
当たり前ですが、タイパやコスパで測れるということは、リスクや結果も明確なのだと思います。

それは、日々の生活の判断としては大切なのかもしれないですが、自分が真にやりたいことからすると二の次で良いのだと思います。
なぜならそれは世の中の誰かの基準で整理したROIで、自分で選び取ったものではないため、本当の充実感や満足感は得られないと思います。

タイパやコスパを超えた自分のやりたいことをやれるか

会社を経営していると、ROI、つまりはタイパとコスパばかり考えるようになります。

一方で私もそうですが、多くの人が、時間をうまく使えないのはROIのように自分のやりたい事という基準とは別の基準で考えるからだと思います。

時間をうまく使えたか?を後から振り返る時に一番大きい要素は自分の納得感と満足感だと思います。
あなた自身が満足できるか?を軸に行動して、失敗しても成功しても全力でやったので納得できること、また、効率は悪く時間はかかってしまったがプロセスと結果に満足出来ることが大切なのだと思います。
あなたの⁨⁩⁨⁩納得感も満足感も、必ずしもROIのように測れるものではないと思います。

自分が本当にやりたいこと、達成したいことを満足するまでやれるかが本当の人生の豊かさだと思います。

まさに日本のような時間に正確で、より安いものを求める人々こそ、タイパとコスパで生きている人々で、その彼らも年老いた時や最後の瞬間には、もっとチャレンジすればよかった、リスクを取ればよかったと思っているのです。

タイパとコスパで判断した道はみんなが通った道で、それこそが誰かの作った基準に支配されたレールを走る人生であり、多くの人が最後に後悔する道となるのではないのかなと思っています。

自分の基準で満足する時間を作ること

誰かと比較したり何かと比較ではない自分の基準で時間を確保することが大切だとつくづく思います。

私も忙しさの中で時折、活きた人生、豊かな人生とは、何なのかを考えることがあります。
豊かな人生とは、コスバやタイプを考えなくて良い、何かに追われずにやりたいことを自由にやる時間をどれだけ取れたかという事なのだと思います。

日常でやりたかったこと

  • 自由に絵を描く

  • 天気の良い昼にランニングする

  • カフェで延々と読書する

  • 電車でぶらり旅する

  • ただひたすらゲームをする

  • 寝たいだけ寝る

  • 満足いくまでコーティングする

  • 手がつけ慣れてないずっとやりたかった仕事をする

いずれやりたいができてないことややめたかったがやめられなかったこと

  • 世界1周旅行に行く

  • 起業する

  • 会社を辞めてバーテンダーになる

  • 国家公務員を辞めてスタートアップに飛び込む

  • 勇気を持って告白する

  • 勇気を持って転職する

  • 海外に留学する

  • 忙しい会社をやめて家族の時間を確保する

  • 家族(親や親戚、兄弟やお世話になった人)と家族旅行にいく

日々の時間もありますし、人生単位でのやりたいことなど様々な粒度であると思います。
そんな人生でやりたかったことをやる時間を確保することが、活きた人生には必要なのだと思います。

そこに他人の優先度や他人との比較はなく自身が考える優先度とやりたいことがあるだけだと思います。

そんなことを考えながら今年はどれだけやりたいことをやる時間が取れたかなと考えています。
また、単位でなくても、今日自分がやりたいことをやる時間が取れたのか振り返るようにしています。

また来年は、きちんと自分へのご褒美の時間が必要だなと思っています。

未来へ

色々話してきましたが、未来の時間設計をTimelabで出来る日が来ると良いなと思います。

この後のみんなのアドベントカレンダーには、そんな開発のアツい話が載るのかなと思い、私の話はここまでにさせていただきます。
2日目は以下のリンクから見てください。
Timelab Advent Calendar 2023

2023年の残り1ヶ月
みなさんも充実した時間をお過ごしください。

Timelabのご利用は以下よりウェイティングリストにお申し込みください


友成の個人のnoteは以下より
プロダクト周りや開発周り、KPIなど、事業、開発にまつわる、よく聞かれることについて記事を書いています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?