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マラソン計測に生かす技術獲得!

マラソン計測に関する技術には、いくつか種類があるのですが、大雑把にいうとハードウェアとソフトウェアのふたつがあります。
ハードウェアにはICタグやレシーバー、アンテナなど電波関連の技術が中心になっています。
タイムハックではハードウェア面についてもいくつか独自の技術を持っているのですが、基本的にはメーカーから購入した機材を使って計測しています。

そしてソフトウェアにはPCやスマホ上で動くアプリだったり、WEB上で動くWEBアプリもあります。
また、既存のハードの使い方を工夫したり、ハードとソフトを柔軟に組み合わせたりしてサービスを提供するというのもソフト面に含まれるように思います。

この括りだと、タイムハックは完全にソフトウェアの会社です。

「完全なシステム」と「変化するシステム」

元々私はハードウェアを作る会社にいて、そこでソフトを作っていました。
その流れでもあり、タイムハックを創業する時にソフトウェアを中心に解決案を提案してきました。
弊社とお付きたいいただいた事のある方々ならタイムハックの特徴はよく知っていただいていると思うのですが、他にはない結構便利なサービスを年々増やしていっていました。
優れた計測システムとは何ぞやと考えた時に私が思うのは、「完全なシステム」ではなく、「変化するシステム」だと思っています。
この9年だけでもランニングレースには様々な変化があり、10年前に完全だったシステムも陳腐化し、大丈夫そうに見える5年前のシステムも世の流れからは確実に遅れていっています。
私たちは週単位でシステムを再構築し、システムを成長させれそうな案件は積極的に受け「完全なシステム」を目指すのではなく、「変化するシステム」を意識して行動してきました。

想定外?以上?

2か月前のnoteにこれらの作業を一気に片付けるぞ!みたいな事を書いたのですが、あれから2か月。
私の担当分はぼちぼち進んでいるのですが、先日確認した私以外のスタッフのやってる事が結構レベル高い!!
完全に私の想定以上の物を作ってくれているので安心して新サービスを提供していけそうです。(あくまでウチは裏方なので、サービス名は伏せておきます。大丈夫そうなタイミングでまたご紹介させていただきます)
あと、今獲得している技術は、計測とは直接関係のない技術ですが、逆にそれが良いとも思っています。
獲得していく一見関係のない技術の「点」が増えれば増えるほど、ユニークな「線」を描ける日が来ると思うからです。

9月以降はレース開催も徐々に増えていきそうなので、それまでの2か月が「計測に生かす技術獲得」に向けての一つの区切りになります。
長いようで短いこの2か月。どう使うかは自分たち次第だ。


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