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【エッセイ】話し上手な子どもになる、子育て術

「トリケラトプスが、飛ぶんだよ〜」

この前、休み時間に飲食店に行った時の話。5歳くらいの男の子が、ニコニコ話をしていた。

話の内容は、ほとんど意味がわからないこと。

「スパイダーマンの赤ちゃんがビルから、落ちたんだよ〜」
「トイレの花子さんは、トイレじゃなくても出るんだよ」

などなど。

隣で聞いてる私は、フッと笑っていた。やっぱ子どもって可愛いよね。


ニコニコ話をする子ども。

子どものお話を本気できく親を見ると、なんだか嬉しくなる。子どもが一生懸命、いろんな話をする。
親にとっては、もしかしたらつまらないかもしれない。でもそれをニコニコ聞いてあげる。
飲食店のお母さんはまさにそうだった
「そ〜なの〜?」(ニコニコ)
「それから、スパイダーマンはどーなったの〜?」(ニコニコ)
素敵だな〜って。その光景そのものが幸せな光景だよね。

最高の安心感を与えるハグ!

話を聞いてもらえるって、子どもにとってものすごく嬉しいことなんじゃないかな。よく見る光景で、お母さんが「うるさい!静かにしないさい!」って叱ってる場面がある。

子どもは、ただ喋りたいだけなのにね。子どもはだんだん反抗的になるか、喋らなくなるよね。
逆に一切喋らず、ゲームだけさせて、自分は携帯を見るお父さん。せっかく飲食店に来たのに、黙って時間が過ぎていく。
なんだか寂しく思う。


話を聞いてもらった子どもはどうなるのか?

話をしっかり聞いてもらえるお母さん・お父さんに育てられると、話が上手い大人に育つだろうね。だって小さい頃からニコニコ話をするんだから。

話を聞くってものすごく大事なこと。その行為自体が、自己肯定感をあげる。「私は何を話してもいいんだ」そういう安心感が、子どもの心の成長につながるよね。

この心の安心・成長を促すのは親や周りの大人の責任だよね。のびのび子どもを育てる環境。それ作るには、まず大人が余裕を持つ
余裕を持つってことは、余白をしっかりもつこと。余白がないと、子どもに影響がいく。ちょっとしたことで、怒る子どものいたづらに、笑えない。親がいっぱいいっぱいになって、子どもにその被害がいかないように。

心の余白はありますか?

これを見てるお母さん・お父さん。とにかく心の余白を作ろう。忙しい時はしょうがない。でもストレスが溜まってるなら。やることが多すぎるなら、もっとやることを減らして、動くスピードをゆっくりにして。

柔らかく、いつもニコニコ、ご機嫌に。難しいかもしれないけど、子どものため。いや、子どもたちのためにも、素敵な世の中を作ろう。

ご機嫌のフリでもいいから、ニコニコ、話を聞いてあげよう。

今日もいい1日でありますように。


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