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死ぬと何も残らない・・・。妻がテレビを見ながらいった。

死んだら、何も残らないね〜。
唐突に、妻に言われた。ニュースを見てのことだ。
先週は2人の天才がこの世を旅立った。業界、時代をつくった偉人。そんな2人をみて、妻が言った。死んだら、何も残らないね〜、と。

私自身、そんなことないと思ってる。なぜなら、2人の意志は必ず受け継がられるからだ。そこに死んだ意味、生きた証は残るからだ。

例えば、円楽師匠。彼は落語会発展のために尽力を尽くされた。東西の落語を統一しよう。お茶の間に落語を届けよう。彼の行動は確かに落語への愛を感じた。

燃える闘魂イノキ。彼もまたプロレス発展に大きく貢献した。そして、それのみならず、日本の発展。多くの人を幸せにしたい。そんな思いはものすごく伝わった。

なぜ彼らの意志は受け継がれていくのだろう?彼らの死はどうしてこれほど胸をざわつかせるんだろう。

それは、言葉と行動がそろってるからだ。よく言葉だけ発する人がいる。でも行動は伴わない。世の中を良くしたい!!なんて言いながら、自分はなんの努力もしてない。そんな人間がいる。そんな人の死は何も感じない。
言葉だけの人の意志は誰にも受け継がれないだろう

逆に行動はしっかりしてる。でも、言葉が足りない人もいる。これはいっけん素晴らしいけど、私は好きではない。だって行動の意図がわからないから。
貯金ばっかりしてるけど、なんで貯金してるか家族に伝えなかったら、なんか良からぬことに使うんじゃないの?なんて思われてしまうこともある。

言葉と、行動はセットだ。
そして、それをしつづけた人の周りに、人は必ず集まる。

今、ビジネスでなんだか孤独を感じる。とか、結果が出ない。そんな人はどちらかが足りてないかもしれない。

ぜひ自分の行動を振り返ってみてほしい。

兎にも角にも、円楽師匠、アントニオ猪木さん。
この度はご冥福をお祈り申し上げます。

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