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美しい日本のデザインを鑑賞して師走の心を豊かに

美術館に行く時間がなくても、世界各国の文化を日本の芸術と技術で凝縮した207着の着物のデザインを家で鑑賞することができる。

着物プロジェクト(着物の写真の上にマウスを載せると国名が表示される)

日本の技術と芸術を集めたファッション
もともとは東京オリンピックでのお披露目を目標に、世界207国(地域)にあわせたデザインで全国の職人の技術を集結させて作られた207着の着物。大島紬、京友禅、加賀友禅、西陣織、博多織… 伝統的な手法を組み合わせ趣向を凝らしたデザインや、継承者のいない技術での染色、人間国宝によってつくられた帯もある。

国際感覚あふれるデザイン
下絵づくりの段階から、各国の大使館とコンタクトをとり、その国を象徴するデザインや色、避けた方がよいデザイン(タブー)などをヒアリングの上で作られたそう。受け止められ方を配慮したデザインは、国と国をつなぐ文化の発信方法としてもとても参考になる。

その結果なじみのない色合わせや意匠も多いけれど、それぞれの国で大切にされているものに想いを馳せながら眺めるのも楽しい。





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