プログラミング=数学!入社後の苦労と乗り越え方。【タイムカプセル大学Vol.56】
ーー入社後に一番苦労されたことはなんですか?
K:現在担当しているプロジェクトでデバイス固有の不具合対応に直面した時です。タイミング的に先方のエンジニアの方もご退職されているという状況で頼れる方がいませんでした。プロジェクトの対応を進める中で不具合は沢山ありますし、状況的に必ず自身で解決しなければならないことが殆どで大変な時は何度もあったのですが、上記の不具合に関してはOSレベルの問題でいくら調査や原因解明のために時間を費やしても全然手が出せませんでした。
結果として解消には至らなかったのですが、問題を回避する実装を行うことで対応を終えました。
ーーそれを乗り越えるために何をしましたか?
K:時間の許す限り、原因解明の為に調査を進めたのはもちろんですが、調査していく中で解決に繋がるヒントが出てきた際に、そこに固執してしまって視野が狭くなってしまうことがありました。なので、対応している最中はとにかく視野を広げて対応することを意識しました。
個人的な考えなのですが、専門学校でプログラミングを学んできた時から、数学と一緒だという考えが自分の中にあります。答えは必ずあるのですが、そこをどのように導き出せるのかどうかが我々エンジニアにとっての課題であり鍵なのかなと思っています。
この対応時も先入観や参考記事を鵜呑みにせず対応を進めました。
結果として、根本の解消自体はできませんでしたが、様々な情報を先方へ伝えた上での代替対応ができたのは上記のような思考を持てたからだったのかなとも思います。
ーー余談「Kさんの苦労を乗り越える話を汲んで社長からのお話」
アイザワ:私はもともと病的に短気なんですよ。高校生の頃、ハンドボール部の試合中に(ピー自主規制)してしまったり。どうしようもないですね(笑)。
今、タイムカプセルのリーダーとして仕事をする中で、前述した短気な指導とかは絶対にありえない話なのですが、どうしてもイライラしてしまうことがあります。それを抑えるために、週に一回海で釣りをしています。
海という自然は全くコントロール出来ないじゃないですか。一方で我々が月曜日から金曜日まで仕事でやっていることは全てロジックで組み上がってます。なので週末に数時間でもいいから、一切自分自身でコントロール不可能な環境に身を置くんです。釣り(海)は、天候も支配できないし、風、寒暖、潮、魚が釣れる・釣れない含めてコントロールできない。平日に起きる腹立たしいことも海の自然に比べたらなんと些細なことか。どうでもいいやと。海でリフレッシュして月曜日を迎えるようにしています。
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