エンジニアと子育ての両立をされているSさん〜今後の展望などをお聞きしていきます〜【タイムカプセル大学Vol.33】
ーーSさん自身の今後の展望などありますか?
S:今の働き方がしばらく続けられたらなぁとは思っています。子供の手が離れたら、変わるかなとも思いますね。子供が中学生・高校生になったその頃には、リタイアしたいな・・・
アイザワ:その前に私がリタイアしたいですよ笑
ーーそれは、困ります!
ーー今の仕事をやってきた中で楽しいな、広げていきたい分野などはありますか?
S:医療機器メーカーは興味がありますね。医療に関わる仕事がしたい。
大学卒業後は医療機器メーカーにも入ったので医療の裏方で関わる仕事はしたいですね。電子カルテの導入など病院に関わる仕事をしたいと思っています。ただ、患者さんと接するのが苦手なんです。医療短大時代後半の病院実習は辛かったですね。そのタイミングで工学部の編入の話があったんです。
ーー完全なる裏方から医療現場を支えるプロフェッショナルな仕事ですよね。ここ数年のタイムカプセルの変化など感じたことはありますか?
S:大きな変化というのは感じませんね。リモートでやっているのでキャッチアップできていないかもしれないです。
ーーなかなか1年に20人入ってくる会社はないのかな〜と思います。人も増えて、案件も増えてきていますよね。
S:割と1人でやっているせいなのか、あまり実感はない感じです。
個人的な仕事量とかも変わっていないです。ただ勤怠管理の事務的なところから見ていると大変な部分は感じています。
アイザワ:Sさんのように大きな組織での経験がある方の存在はありがたいですね。経験やノウハウをタイムカプセルに注入して欲しいです。一方、タイムカプセルでは大企業のように何から何まで揃っているわけではありません。そういった環境にしっかり適応いただいていることは、すごい能力だと思います。
この業界は2:8で男性が多い社会なので、タイムカプセルとしては男女比5:5を目指したい。結婚や出産、育児などのライフイベントがあっても働き続けられるような環境作りをし、Sさんにはぜひロールモデルになって欲しいですね。
そして、セミリタイアも提供できるようになったら、理想ですね。
自分自身も今のようなハードワークは今後20年は続けられないので、リタイア後のライトなキャリアプランもあるようなシニアの働き方を作るのもありですね。1日2−3時間の勤務で、経験を活かした対話を通じて付加価値を作っていくような。
S:リタイアプランいいですね。アドバイザー的なものも今後必要かもしれないですね。
ーーSさんから前回、初心者プログラマーへの対応に困っているという話もありましたが、教わる側としてできることがあるか、お聞かせください。
S:わからなければ聞けばいい。できるだけ質問をしてもらって、メモはして後で調べるとか。それでもわからなければ、聞くとかですかね。
アイザワ:仕事の準備をするとかは当たり前ですが、あまり考えすぎないのも大事かなと思います。ある程度、時間が解決するよね。
一般的には学校卒業して社会人になっても3年くらいは勉強期間。なんとなく仕事を覚えてきて、20代後半で部下が一人二人入ってくる、一般的な会社では課長になるのに20年ぐらいかかるのが当たり前。焦らず積み上げていく。そうしたら時間が解決するようなことはある。世の中の仕事の8割9割はそうなっている、と思います。
初心者の方には焦らずにゆっくりと自分の居場所を見つけて貰えばいいかな、と私は思っています。
ーー幅広い経験からいろいろな側面のお話をお聞かせいただきありがとうございました。勉強になりました!!
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