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知るとさらに面白い!『猫の恩返し』裏話まとめ!!
知るとさらに面白い!『猫の恩返し』裏話まとめ!!
先日「金曜ロードショー」で放送された『猫の恩返し』!
この放送を観た方も、観ていない方も、『猫の恩返し』という作品自体知っているはず。
それも一時期は邦画興行収入ランキング一位にまで輝いた作品ですから、まさに知らない人はいない作品です。
さて、今回はそんな『猫の恩返し』の裏話をイラスト付きでまとめます!
既に観た方も、これから観る方にも!損はさせない記事です。ではいきます!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
1、『耳をすませば』の続編映画???
『猫の恩返し』。
実は『耳をすませば』という同じジブリ映画の続編ではないか?という都市伝説があるのです。
その根拠は割としっかりしていて、『猫の恩返し』という作品の見え方がガラリと変わるお話です。
その根拠とは、『耳をすませば』と『猫の恩返し』に同じキャラクターが写り込んでいるということ。
それが猫紳士のバロンと恋人のルイーゼ!
どちらの作品でもがっつりとそのまま写り込んでいて、両作品の繋がりを感じざるを得ない感じとなっています。
そもそも、『耳をすませば』と『猫の恩返し』はどちらも原作者さんが同じで、この2つの作品の関係性について、原作者さんは言及しています。
原作者さんによると、
「『耳をすませば』で小説家を目指していた月島雫が、成長後に書いた作品が『猫の恩返し』なの!!」
らしい。
つまりはがっつり続編!と言っても過言ではないっ!
『猫の恩返し』は、「続編をつくらない」というスタンスをとってきたスタジオジブリにとって、初のスピンオフ作品なのでした。
2、猫の事務所の扉は空間が歪んでいる!?
こちら『猫の恩返し』の監督を務めた森田宏幸さんによって明かされた裏話!
主人公の女子高生ハルが猫のムタと共に訪れた猫の事務所。
そもそも『猫の事務所』はバロンという猫が所長を務めているので、事務所のサイズは猫仕様!
人間が入れるワケがありませんが、主人公ハルは問題なく建物に入っていきました。
そこで生まれたのが、『猫の事務所』の扉は空間が歪んでいるのでは??
という都市伝説。
それを森田監督が後から認めた形になります。
物語では絶対に明かされることのない、まさに裏話!!
3、宮崎駿監督が、監督から降りた作品だった
『猫の恩返し』は、もともと" 探偵モノ "として描かれる予定でした。
それを気に入って、「スタジオジブリ」のトップ、宮崎駿も制作に関わっていたのです。
しかし原作制作を頼んだ、柊あおいが" 探偵モノ "というテイストを無視して、" 女子高生が猫の国に迷い込んだ "という新しいモノにしてしまいました。
すると宮崎駿はビックリ仰天。
「探偵モノじゃないなら俺降りるわぁ!!😤」
と大黒柱・宮崎駿が降りてしまいました。
そこで起用された監督が、森田宏幸さん!
宮崎駿監督が関わっていれば、どんな作品になったか気になるところです🤔
その4、スタジオジブリのスタッフはほぼ関わっていない
森田宏幸監督が指揮を執ることになった『猫の恩返し』でしたが、
実はスタッフが全然いませんでした。
同時期に『千と千尋の神隠し』の制作もやっており、そちらにスタッフが全集中していたものだから、
『猫の恩返し』にスタッフが回ってこなかったのです!!
しょうがないので、スタジオジブリのスタッフではない、
外部のアニメーターを募集して、制作を進めた森田監督!!
外見はスタジオジブリの作品だけど、中身はスタジオジブリのスタッフはあまり関わっていない!
という裏話でした🙄
その5、テーマパーク用のキャラクター制作から始まった
『猫の恩返し』という作品は、他のアニメ映画のような「映画制作」というところから生まれた作品ではありませんでした。
もともとはある会社から新規テーマパーク用のキャラクター作成を頼まれたところから始まります。
そこで生まれたキャラクターが現在のバロンやムタ!
テーマパークの会社がそのムタを気に入り、新しくムタを主人公としたアニメの制作を、スタジオジブリに依頼しました。
そうして進んでいたアニメ制作でしたが、テーマパークの話が途中で無くなってしまいます…!
そうして残ったのはバロンやムタなどのキャラクターと、
中途半端に仕上がったアニメ。
そこで
((どうせならアニメ映画にしちゃお!))
となり、『猫の恩返し』が出来上がったのでした。
テーマパークがどのようなものになる予定だったのか気になるところではありますが、
そのテーマパークが無くなったおかげで『猫の恩返し』が生まれた、というワケなのです🥺
その6、まとめ
以上が『猫の恩返し』の裏話集でした!
ジブリ映画のほとんどには暗い都市伝説がつくものですが、『猫の恩返し』はかなり平和でございました。
邦画界が誇るジブリ作品、まだまだ紹介していない作品はあるので、これからも追っていきたいと思います!
ではまた!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
その7、最後に
名前が『僕のアカデミー賞』ということで、最後にこの記事には
❝裏話平和賞❞
を授与致します。
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