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2010(テン)年代を象徴するバッグとは?「デザインコンテスト&コンペティションの受賞作で振り返る バッグ・クロニクル」<台東ザッカデザイン画コンペティション>


「タイム&エフォート」公式サイトでは、国内の靴産業150周年を記念した2020年の「革靴特集」に続き、「革鞄・ハンドバッグ特集」を展開しています。

「日本の鞄・バッグ プレイバック」、「業界の有識者&博物館担当者に聞く 日本の鞄・バッグの 現在過去未来」のふたつのテーマを更新中。


テーマ1「日本の鞄・バッグ プレイバック」の新シリーズ、「デザインコンテスト&コンペティションの受賞作で振り返る バッグ・クロニクル」の第二弾を公開しました。


日本最大規模を誇るレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」編を皮切りにスタート。受賞作品はそのときどきの時代を映す鏡。そんな歴代の作品を振り返り、鞄・バッグの潮流をたどります。


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2019年・第30回 最優秀賞「Tassel Bag」小竹 ひとみさん



4つのキーワードで探る(2010年代/テン年代)のバッグとは?



今回は、「台東ザッカデザイン画コンペティション」をフィーチャー。


30年以上続く(2021年現在)コンペティションのアーカイブから近年(2010年代/テン年代)の傾向を、「背負うバッグ」「世界観の共有」「ユーティリティ」「アートに接近する造形美」・・・4つのキーワードでご紹介しました。

くわしくはこちらでご覧ください。



「台東ザッカデザイン画コンペティション」とは?


台東区の産業振興プロジェクト「台東ファッションザッカフェア」では、ファッションザッカに携わる業界・事業者と台東区が力を合わせ、優れたデザイン性、品質の製品を周知すべく、さまざまな取り組みを展開。そのひとつが「台東ザッカデザイン画コンペティション」です。


靴、鞄、バッグ、ベルト、帽子、資材の業界団体で構成される台東ファッションフェア実行委員会が主催。 東都製靴工業協同組合、一般社団法人東京鞄協会、協同組合東京ハンドバッグ協会、東京服装ベルト工業協同組合、協同組合東京帽子協会、協同組合資材連の6団体の共催で運営しています。


「カバン・バッグ」をはじめ、5部門に分けてデザイン画を募集。例年、日本全国及び海外から2,500〜3,000点の応募があるそう。著名なセレクトショップのバイヤー、ディレクターや、東京コレクション参加メゾンのデザイナーなど、ファッション業界の第一線で活躍しているゲスト審査員も話題となっています。


2021年度では、レザーイノベーション部門を新設。特定の商品カテゴリーではなく「革を使った新しいアイディア」を募集。「主にレザー素材を使用していること」「他の部門には当てはまらないザッカデザインであること」「一般流通ができる商品デザインであること」を条件としています。応募期間は2021年9月1日~30日。




ものづくりの街、って、ご存じですか?


江戸時代からものづくりが盛んな東京都台東区。現在もファッションザッカ(靴、かばん、革小物、ベルト、帽子、アクセサリー等)のメーカーが集積。

デザビレ マップ2108


伝統と技術の継承、地域の活性化のため、台東区が次世代を担う事業者をサポートする産業支援施設、「台東デザイナーズビレッジ」「浅草ものづくり工房」を運営しています。



2021年9月1日から両施設の新規入居者募集がスタート。お見逃しなく。


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そんな両施設では数々のクリエイターを輩出。卒業後、区内にアトリエ&ショップをオープンしたことなどがきっかけとなり、蔵前周辺は「東京のブルックリン」と呼ばれる注目のエリアに。来街者が増加し、新たな活気が生まれました。

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さらには、SNSを活用したPRに注力。新アカウント「たいとう産業ナビ」は開設後、多くのフォロワーを獲得。

イベントのお知らせなど、最新トピックが続々!


恒例プロジェクト「台東産業フェア」のポータルサイトも刷新しパワーアップ。メインイベントの告知、参加企業の紹介、ポップアップイベントの開催など、フィジカルイベントからオンライン展開まで幅広く行い、ユーザーの支持が寄せられています。


https://www.taito-sangyo-fair.jp/