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「吉田カバンの創業者、父・吉田吉蔵氏のものづくりを継ぐ 〈 手縫いの革カバンを広める野谷久仁子さん 〉」公開

「タイム&エフォート」公式サイトでは、2021年の年間テーマ「革鞄・ハンドバッグ特集」を2テーマに分け展開しています。

このたび、テーマ2「業界の有識者&博物館担当者に聞く 日本の鞄・バッグの 現在過去未来」の最新回を更新。「吉田カバンの創業者、父・吉田吉蔵氏のものづくりを継ぐ 〈 手縫いの革カバンを広める野谷久仁子さん 〉」を公開いたしました。


「吉田吉蔵記念館」(東京・奥浅草)をご存じでしょうか? 

人気ブランド「PORTER(ポーター)」で知られる、日本を代表する鞄メーカー、吉田カバン創業者、吉田吉蔵さんのアトリエを再現した、革鞄のつくり手たちの聖地!

革の街としてもお馴染みの東京・奥浅草にあり、生前愛用なさっていた道具やミシン、型紙などがコンディションのよい状態で展示。当時の面影が色濃く残り、いまでもミシンの音が聞こえてきそう。

*「吉」の正確な表記は「𠮷」ですが、「吉」で統一して掲載させていただきました。


その建物の2Fで、吉蔵さんの次女・野谷久仁子(のたに くにこ)さんが手縫い鞄の教室を開講。

野谷さんの著書「手縫いで作る革のかばん」(NHK出版)は、2004年に刊行後、現在でも増刷されるなど異例のロングセラーとなり、革鞄づくりのハウツーまとめた書籍の金字塔ともいえる一冊です。

吉蔵さんから受け継いだ手縫いの技術、研ぎ澄まされたデザイン、ノウハウを惜しげもなく披露。初心者はもちろん、鞄づくりを愛するすべてのひとたちのバイブルとなっています。

今回のインタビューでは、吉蔵さんの鞄づくりへの情熱と、そのDNAを受け継いだ野谷さんご自身の手縫い革鞄への想いをお聞きし、日本の革鞄の歴史を女性の視点で振り返りました。

前後編に分けて公開しておりますので、どうぞ、じっくりご覧ください。