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ロジックモデルとは何か。

ロジックモデルとは何か。
その機能から説明すると、ロジックモデルとは、 

①成果の有無・程度を評価するための
②関係者間のコミュニケーションツールである。

①成果の有無・程度を評価する点について

SDGsにおいて、達成されるべきゴール(成果、結果)は社会課題であり、一企業の取組みの結果として達成されたものか、誰にも確認できないことがほとんどである。むしろ、様々な企業・団体の取組みの相互作用により達成されるものである。

だからと言って、個々の企業の取組みの直接の効果のみを評価するのでは、企業の取組みが、本当に社会課題の解決に貢献しているのか不明である。

そこで、最終的に実現したい成果(目的)の実現手段を示し、さらにその手段を実現するための手段を示すという目的と手段の論理的な繋がりを明らかにすることで、その繋がりの確からしさから、個々の企業の取組みの社会課題に対する成果の有無・程度を評価することができる。

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②関係者間のコミュニケーションツールである点について

SDGsの取組みには様々な関係者が存在する。
企業の中には異なる部署の担当者がいる。
企業の外には投資・融資をする者がいる。
更に、その他ステークホルダーがいる。

ロジックモデルは戦略の構造が視覚的に明らかであるため、上記の関係者間でのSDGsに対する取組みの検討、評価および説明の際のコミュニケーションコストの削減に十分な効果がある。

前掲のように、ロジックモデルの図があれば、戦略として成果が出そうか否か、言葉で説明されるより分かりやすいのではないだろうか。

#SDGs  #ロジックモデル #コミュニケーションコスト #アウトカム #アウトプット

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