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厨二病

【※注意書き】
今回も変わらず、頭のおかしい文章を綴っております。特に今回は精神的に頭が痛くなる方、精神的にのたうち回る方があるかもしれません。それでも大丈夫な方は最後までお付き合い下さい。

初めまして、本日はタケダと申します。
先日、我らの会社にタケダというお客様が来訪した。
しかし当初はお客様とは思えなかったのだ。
ビックリする程に、顔が"先輩"にそっくりなのである。

9「ちょっとしたモンスターだな」

酷いことを言う人もいるもんだ。
その人を白い目で見ておく。

そういう訳で我々社員一同は、勝手に生き別れた双子と断定、忙しい先輩に対し、

南◯「急報!急報!急報ーー!」

と言い、呼び戻す。コロナ以上の感染スピードであっという間に会社中に広まった。
(◯=野。條ではなかった)

…その先輩は後にタケダ君と呼ばれ、名簿にも竹田と記載される事になる。
竹田君の本当の苗字を知る者は、いなくなった。
ただそれだけの話である。
5「そんな事より我々の紹介はないのか?」
4「うーん、このフレンチトーストはちょっと甘過ぎだな…」
3「ヴォンヴォ、フヴェアヴォフイ、ヴァハ、フウッヴェ…」(咀嚼中)
4「飲み込め!飲み込んでから喋れ」

総意「…、さっきいきなり現れた9番目といい、お前ら何で出て来れるの?」
4「総意、前回の集会のあと、扉…」
ガチャン!…カチッ
総意は黙って扉を閉め、意識的な鍵をかける。

総意「これでお前らは帰れない」
9「フッ、中には6番目が居る。封印など意味をなさない」
5「更に、4番目が居る限り我々はいつでも出入りが可能なのだ」
総意「…、誰だよ、そんな設定を付与したのは…」
3「あんた以外誰がいるんだよ」

〜過去編・厨二病〜
小学1年生のとき、特殊な夢を見た。
夜空が綺麗に輝く、学校の校庭の隅、人1人、縦に埋葬ができそうな穴が空いていた。
そこからモグラがひょっこり顔を出す。
目が合った。と思った。
瞬時に叩くべきか悩んだが、叩けなかった。
ソイツは粋なサングラスをかけた人間サイズのモグラだったのだ。
この時は確かに、モグラだと認識。

モグラ「おおー!久しぶりだな、お前!そうだ、この"め"をやろう」
お前「あ、はい」

突如現れ、久しぶりとか変なことをぬかす変なモグラは、粋なサングラスを物質変成させ、その"何か"をくれた。
図太い声をしていたくせに、サングラスの下のつぶらな瞳が今も頭から離れようとしない。
何かよく分からないが、この時から想像力が豊かになった。と思う。

そしてこの"能力"を手に入れてからというもの突如忙しくなった。
戦いに赴くためである。
今日も世界を護るため、1人で世界を飛びまわる。
仲間?
そんなのは必要ない。
どんな敵?
そんなの目に見えないので、知った事ではない。
今日は、いつも後ろをピクミンの様について来る弟子もいない。
大変、自由である。

〜脳内〜
6「本当に、この頃は1人で遊び回るのが好きだったな…」
10「好奇心旺盛だったよね」
9「いつだったか、丸太を渡ってたら足が滑って股間が犠牲になったこともあったな」
8「せやな。夜とか1人とかが多かったし、助けも呼べず1人、男の試練をこなしとったんや」
2「あの痛みって慣れる人いる?」
7「中国には股間を鍛える文化があるらしいよ?」
10「カンフーだね。ホント高レベルな方たちだと思う…」
3「…?、アレはフルパワー形態を維持して鍛えてる?初期の形態とか蹴られて大丈夫?」
4「泡を吹く自信がある」
6「フルパワーの維持は容易じゃないぞ?」
9「どのみち玉は無事じゃ済まない」
5「それでも勃ってる輩はドMの証拠」
11「身体は大切にしよう?」
7「うーん、コレを見た感じ大きくなってないみたい」
8「これが限界なんやで。きっと」
9「いや、これは変形するタイプだ」
10「…うん、普通に変形するよね?」
9「多分思ってるのと違う。防御形態に変形するんだ!きっと!」
10「キミは何を求めてるの?」
6「鍛えるにしても、精神力がもの凄く必要になるんだろう」
2「確かに。生半可な覚悟では絶対に出来んな」

恐る恐る1番目が手を挙げる。
9「はい、どうぞ!」
1「…前に、その"フル状態"で拳銃の実弾を跳ね返すって場面を観たことがあります」
4「失敗したらエグいことになるな」
11「良い子は絶対にマネしないで頂きたいですね」
3「普通に千切れるわ!」
2「世界は…こんなにも美しいのに、何で現実はこんなにも残酷なんだ!」
8「…。確かそれ漫画やろ?」
9「現実でそれをやろうとする勇者はいない。それで確か、ヌン!とか言って白目で跳ね返してたな!」
5「銃弾は、撃った隊員の真横を通過して木を貫いた。隊員は『!!?』って青ざめた顔してめっちゃ驚いてた」
6「それで?その漫画は一体どういう状況でそんな展開になった?」
5「深く考えたら負けだよ」

1(※ちゃんと実在する漫画です)
カメラ目線で一礼する1番目。
9「?、どこに頭を下げてるんだ?」
1「いえ、ちょっと…」

5「それでさ、話を戻すけど…」

12「何の話をしてるの?厨二病は??」

全員「!!」

……。

11「という事で話を巻き戻します」

運動場の草むらを進んでいると、敵が現れた。
50...いや、100は、いる!

3「いや、多過ぎるよ!」
4「この少年、気は確かか?」

それぞれ敵の姿があやふやで、はっきりしていない。だがしょせん雑魚だ。
多分…
少年「!!」
敵が向かって来た。
どうする?選択せよ5秒以内
ーーー選択肢ーーー
・【こうげきする】
  6「く、数が多過ぎる」
・【ぼうぎょする】
  1「発動まで時間がかかります」
・【まほうをとなえる】
  4「だが前衛がいない」
・【ラジオたいそうをする】
  2「うん、諦めは肝心やな」
・【ダイナマイトをなげる】
  3「しかしライターが無かった」

5「…、考えたら負けだ!真正面から特効しろ!」

特効した少年は何も無いところで豪快に転ぶ。
5「…!」

少年は、帰ることに決めた。

5「待て!諦めるな!」
11「…ケガしてるね、出番か」
11番目の力か発動。全てを水に流すと少年の傷がたちまち治り、おさまりかけた厨二病が再発した。

少年の奮闘により4匹ほど何とか倒したところで"剣"がへし折られる。
…結構脆かった。

5「いや!待て!敵の設定が強すぎる!コイツ加減を知らないのか!?」
10「この子はまだ1年生だよ」
5「…7番目、助けてやれ」
7「いいよ」

想いの力で"剣"を再構築、それは大きな三鈷剣だった。今度は何だか強そうだ。再び敵に斬りかかる。
それは一太刀で7匹ほど、敵を消滅させた。
しかし一回振るだけで体力がゴッソリ持っていかれる。

…計79匹ほど刈ったとき体力は既に限界を迎えていた。
雑魚とはいえ、流石に100匹は多い。

4「うーん、流石にちょっと無理があったかな?」
3「私達も助けに行くべき?」
5「我らが助けに出たら過去が変わってしまう」
10「いやコレただの妄想だよね?」

【実は、"現在"の脳内で人格達がテレビのような物を使い、過去を鑑賞して、干渉していた。妄想なので、ある程度操作も可能】


少年「くっ…」
残りの21匹だと思っていたのに、倒すたびにまた敵が湧き続け、まだ50以上いる!
ヤバイ…どうする!?
そろそろ体力の限界だ!
アレを使うか?だか…
敵に囲まれ"死"を覚悟したとき…!

母親「そんなとこで遊んでないで、早くお風呂に入りなさい!」
少年「…。」

遂に見つかってしまった。
少年(まだ時間があると思ってたのに)

しかし、とても良いところだったので黙って母が去ったのを確認。妄想を再開した。
ここからが大事なのだ。真の力を解放し敵を殱滅する!とても熱くなる良いところ!

しかし、ここから先の記憶が無いのである。
とても不思議だ。
因みにちょっと後頭部に衝撃があったことだけ覚えていた。

6「なるほど、背後に父が居たのか」
5「ラスボスは両親だったようだ」


〜解説〜
この子の脳内を検査した結果、厨二という凶悪なウィルスに感染していたことが判明。感染元はモグラだった。

このウィルスはとても厄介で、未だ世界に特効薬はなく、自宅待機しても収まることはない。下手したら悪化する場合がある。大変恐ろしい…

この病を治療することは本当に可能なのか?
感染した人は皆、
9「ぎゃゃゃああああぁぁぁ〜〜!!」
となった場合にのみ、ようやく卒業する事ができる。という噂を聞く。
そして卒業してしまうと、膨大な後悔だけが残る様だ。
こんな人が続出しないよう、早く特効薬ができることを祈るばかりである。

8「…、どしたん?こんなとこで?」
9「何か、異形の怪物たちに殺されそうだったよ」
10「少年はキミが演じてたんだね…」

ちなみに、我らが総意は先日、脳内hospitalにて厨二病検査を受けてみた。
11「今年で約20年、今回も見事なまでの陽性です」
9「お見事!…ドン!…、ピキッ」
11「待て、いま変な音鳴ったから!それにその水瓶は鼓じゃない!返せ」

返せ!、嫌だ返せ、嫌だ返せ返せ

5「…?何か既視感があると思ったら、どこぞの"カステイラ"を奪い合う図」

9「あっ」

パリーン!

9「…。」
11「…。」
9「………、」ダッ
11「あっ、コラ!」
9番目の原型は馬。逃げ足が速いのである。


〜まとめ〜
3「あれ?9番目が何かいつもより小さい」
5「ああ~あの11番目を怒らせたからな」

2「ところで今回のお題は何だったっけ?」
8「RPG編?」
9「股間の修行?」
12「…厨二病だよ!」
総意「ってか、脳内で何の話してんだよ…。あんな話題でよく盛り上がれたな」
7「すいませんでした」
3「元はと言えばこの子(9)が原因なんだ」
9「待て!何で我のせいなんだよ!」
5「ケンカするな、みっともない」

ガヤガヤガヤ……

12「…。もう、まとめよう?」
総意「ああ。では真面目な話をします。厨二病のお陰で、色々な物事を柔軟な発想で受け入れることが出来るようになりました。
厨二病とは、自分は誰とも違うとか、何ものにも負けない力を持っているだとか自分自身を誇張するもの。
しかしこれは、後に必要になるものだ。

誰とも違うなら、自分の持つ個性をないがしろにせず真をしっかり持ち、どんな時でも堂々とできるように、やましい事は絶対にしないこと。

何ものにも負けない力とは
実際の力なんて無くても絶対に諦めない信念は必要だと思う。
現在とか現実のみを見ていたら、理不尽なことばかりにしか見えないけれど、前世、つまり今まで自分がやってきたことを振り返ってみれば、案外理不尽じゃなかったりする。
例え昨日でも、前世。記憶がある前世ってだけなのだから」

9「総意ー、つまんない」
総意「今、良い話をしてるんだ!黙っててくれ!」
2「ってか、当たり前の事しか言ってないぞ?」
3「そーそー今時、そんなこと皆んな知ってるってー」
8「あまり、真面目くさった文章やと良くないとちゃう?」
5「所詮、善悪なんてその人の私感でしょ?」
9「簡単に、自分がされたいことは"良い"こと、自分がされたくないことや、後に自分が困ることが"悪い"ことで良いんじゃない?」
7「Simple is bestだね」
6「実際に何をするかではなく、真心をこめてやるか?テキトーな気持ちでやるか?悪意を持ってやるか?我はそれが善悪の違いだと思う」
7「自分がやった事は善悪に関わらず、遅かれ早かれ全て返ってくるもの」
3「まあ嘘は絶対にバレるからねー」
9「どうせバレるなら良い嘘をついておこう」
3「例えば?」
9「自宅を守っています!的な?」
3「守ってるの?」
10「何から?」
9「昨日も宇宙人の策略で、卵の黄身が割れていたんだ」
10「ものすごく頭の悪い策略だね」
5「9番目、疲れてきたな?ボケの切れが悪いぞ?我が宇宙人ならば、策略により卵の中身をひy」
7「待って!それ以上言うと色々と大惨事になる!」

5「では気を取り直して、我も昨日大変だった」
7「どうしたの?」
5「とある文章を書いていたんだ。スマホのメモ帳に」
4「…。(まさか)」
5「宇宙人の仕業で…!」
4「全て消去されたと?」
5「違う!」
4「違った(´;ω;`)ウッ…」
5「瞼を重くし意識を奪うという、宇宙人との激戦だった!」
11「眠かったんだね、そういうときは寝た方がいいよ?」
5「そうする」

9「つまりは嘘ではない」
3「いや、良い嘘をつこうよ」
10「ホント、論点がズレるね」
5「とにかくさ、後々自分が不利になるような嘘は止めとこう。という結論に至りました」

1(まとめ方が無理やり過ぎる)

12「いや既に厨二病から、かなり逸れてるよ」
総意「やっぱり駄目だ。コイツら勝手に動きすぎて全然まとまらない…もう終わり!終わるよ!?」

以上、厨二病?でした。
意味の分からない内容にまとまりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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