見出し画像

読書レビュー「勝ち残りSEへの分岐点」


本書を読む目的・きっかけ

 久しぶりの読書レビューだが、今回は昨日1日で読み切った「勝ち残りSEへの分岐点」という本を紹介したい。本書は2008年に出版された本で、資格対策で有名な三好康之さんが2010年以降の日本でSEとしてどうやって生き残っていくか、、という視点で書かれている。
 かなり古い本ではあるが、タイトル名に惹かれ、今でも有効な内容かもしれないと思い、中古でAmazonでポチった次第。
 尚、ITコンサルや上級SE向けの内容となるので、自社開発企業の人は余り参考にならないかもしれない。

読書感想

 正直、読書中の感想としては、余り良い感想を持てなかった。
と、いうのも筆者が資格試験向けのセミナー等を複数持っているからか資格マンセーの内容が多く、前半は読むのをやめようか迷ったぐらいだ。
 ただ、後半は参考になることが多く、次第に「良い本じゃないか!」と思えるようになったので良かった(笑)。
 具体的に参考になったこと点は2点になる。
本書ではSEとして勝ち残るために普段から勉強することを推奨しているが
その際のアドバイスを書いている。
 1つは、個人的な勉強を実施する場合は「平日に20時間勉強し、土日は休む」というスケジュールで実施するのが良いという点だ。私も応用情報技術者の勉強をしているが、今までは休日にまとめて実施することが多く、平日は仕事でできないorやる気が出ないことが多い。
 ただ、この本の通り、平日に勉強を確保したところ、休日よりも集中して取り組めるようになり、休日は好きなことや趣味に当てられる時間ができたのでその点はかなり良かったかなと感じている。
 2つ目は、どういった内容を勉強すればいいかという方向性を示してくれていることだ。筆者曰く、「基礎を身につけろ」と書いており、筆者の言う基礎とは①テクニカルスキル、②マネジメントスキル、③ビジネススキル、④ヒューマンスキルの4つを指している。さらに、これらをどうのように、いつ身につければ良いかが記載されている。

実践すること

 何はともあれ、平日に20時間の勉強時間を確保するようにしようと考えいている。試しに1週間やってみたところ、なかなか好感触だったので、これはぜひ続けていきたい。
 また、何をいつ勉強するかという点については、「数年先を見越して、知識先行で身につける」という部分にハッとさせられたので、この点も意識して勉強していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?