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とある組合の面接

 とある組合の面接

 今日の面接は、とある組合の事務所でした。

 結果から言うと、「やり遂げる熱意」があればすぐにでもきてほしいという感じだったのですが、もうそういわれた段階ですっかり心が湿気っていたのです。

なりゆき

 まず入った段階で、「いわれなくても当たり前だろ」と案内してくれた人の段取りに対して注意をしています。
 これはまずいと脳のどこかでささやきが。
 不文律やしらないことで注意するのもあまり好ましい事ではないのですが、さらに自分に聞こえているのはまずい。
 そして面接の方がふたり。自分より年上か同世代の男女です。
 あからさまに女性の方は男性の方におびえている。気を使っている。

面接スタート

 面接がはじまり、履歴書の内容の間違いを指摘されました。これはとてもありがたかったので、とても感謝しています。
 そして写真の写りの悪さなど言われ。まあ、それはもともと大した顔ではないのでしょうがないのですが。

 化学式や物理の方程式の話を質問されてわからなかったので、素直にわからないと答えました。分子構造の話とかもう覚えてないですし、生化学のサイクルのことももう記憶の果てでした。
 学生生活は遊んですごしていたんだろみたいにいわれて、ここで言い訳しても、仕方ないなと思い、その通りと謝りつつ答えて。
 前の仕事とのことがあったので、新幹線の形式とか聞かれたのですが、それもわからないので正直に「わからない」と。
 これは期待に応えられていないと、「すいません」というと、それもまた気に入らないようで。
 その時にはもうこれはハローワークに出す書類のために形だけの面接なのだなと感じました。

意識を切り替える

 面接での所作とかふるまいは職業訓練で親切に教えてもらえていたので、熱意ある私のロールプレイをしてもよかったのですが、これはもう無理だなと思い、素直に答えることにしました。

「このメンバーでやっていくことになると思うけどやっていけると思う」「無理だと思います」
「どんな困難に打ち勝つような決意をもってくれてば雇いたいと思っていた」
「いや、今の会話で、期待に応えられないのはわかりましので、迷惑をかけたくもありませんので。どうも面接の機会をいただきありがとうございました」
 文章ではきつく見えますが、ボディランゲージは全力でもうしわけなさを出しています。
 真実、時間を割いてもらうのも悪いと思っていると、空気が変わりました。

実は雇う気だった

 そう話されたのです。
 やる気さえみせてくれればすぐにOKを出す気だった。この暑い中、スーツで来たのにも好感が持てる。
 話していたところコミュニケーションに難があったが、それは自分がカバーできる。
 つまり自分のやる気さえ出してくれれば問題ないということだったのです。
 しかし、このメンバーなら支えられるし、私はあなたを評価している。

 ああ、最初にいってくれれば。きっと骨を埋める決意ができたのに。
 ただ、頭の回転が速い人で話してて楽しかったのでしばらく雑談して帰りました。


反省点

  •  書類に関してはもう本当に勉強になりました。感謝しかないです。

  •   次いでコミュニケーションの下手さを指摘されました。人とのコミュニケーションがうまくないのは自覚はあったのですが、具体的にそのあたりを指摘されて。これは改善した方がいいなと。

  •  あとこれは知人にもアドバイスされたことがあったのですが、内面の軸というか、強いもののなさも指摘されました。確固たるものがないせいで、割合困難に弱い。このあたりを指摘されて、どうにかしなくてはいけないと思ったわけです。


帰宅してから考えたこと

 前に同じタイプのトラブルは人生の宿題で片づけない限りは、同じことが起こるという流れなのかなとも思いました。
 今回もそれなのかなと思いつつも、働き続けるのは厳しいよなと。

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