猫岩

猫岩　岡山「地理・地名・地図」の謎　意外と知らない岡山県の歴史を読み解く！
　岡山の北木島は全体が花崗岩に覆われている。その一角にあるのが猫岩である。これは長年の波のためといわれている。
　時は平安時代末期、島の周辺は源平の合戦の渦中となった。
　平家方の武将の一人は三毛猫を連れていた。
　海戦の最中、時ならぬ天変、日が真昼なのに消え、真っ暗闇となった。
　しかし、もともと天文に通じていた平家方は焦らずに源氏を打ち破った。
　ただ、猫の飼い主の武将は乱戦の中で海に落ち戦死し、猫もまた投げ出された。必死になってたどり着いたのは北木島であった。

　日食が終わると猫の姿はなく岩として残ったという。　

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— 九十九屋さんた（さかなや） (@tikutaku) January 8, 2024