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七人狩人

七人狩人 たつやまの民話
 昔、龍山の一角に山男が住んでいるといわれた。
 これは大きな男でしたが、山から山へ、風のように早く、移ることができる存在でした。
 ある時、龍山に七人の猟師が狩りに入ったまま、戻らなくなった。山男にさらわれたと思われた。
 翌年から猟師が消えた時期になると、鉄砲を撃つ音が聞こえてきた。七人は山の神になったのだと祀られるようになった。

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