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橘まりあに墜ちるまでの話　糸口

九十九屋さんた

このツイートを最後に橘まりあという子は消えてしまった。
もう姿を見ることもないかもしれないから、その前に記憶があるうちにまとめておこうと思う。


　showroomというサービスがあります。OS端末やAndroid端末、PCからライブ配信するサービスで素人の方から、プロの方まで様々な人がは配信しています。


このshowroomは無料アイテムや、課金アイテムの総数を競うイベントが良く行われます。ファンの人は、自分の好きな配信者のためにSNSなどで宣伝します。そうした感じで橘まりあさんの写真も目にすることになりました。

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　最初に見たときに思ったのはきれいな子だなということです。自分は面食いなので、とてもよいと思いました。

　同時に、これは偽りではないかと考えていました。
　フォトショップというメイク道具から始まった電子化粧が発達し、昨今のアプリの発達で、実は本当にこの姿だとわからないのです。

　見ました動画配信。動いてても美人。

　そして、クールな大人びた少女を思い浮かべていたのですが、実際はゆるやかな感じのほんわかした女の子でした。

ホワイトキャンパスⅢという部活的にアイドル活動をするグループに所属していることや、いまイベントに参加している。などということがわかり、それから時間があるときは聞くようにしていました。


　いや、がっちり宣伝するようになっていました。
（ほかの二人、こまだひろかさんは十年、今村麻莉愛さんは5年とか応援している子です）


　そんな中で、初のソロステージがあるのがわかったのです。



　行くかどうか考えていくことにしました。
　そうテレビやネット上で気になって会いにいって、なんか違うと思うことが多いので早い方がいいと思ったのです。

　そして渋谷。
　渋谷は悲しい思い出があるのでいくのは数年ぶりのこと。
　その記憶と、そんなことしている場合じゃないという罪の意識が自分を包んでいました。

　はじめてのライブ会場で胃が痛い。そうなのです。ライブ会場によって空気が違うのでそれも怖いんですよね。何か誤ったことしてそうで。
　加えて閉所恐怖なので、ライブ会場のあの密閉感が恐ろしくてしょうがないのでした。

　そしてソロステージがはじまりました。


橘まりあに墜ちるまでの話　端緒　に続く

橘まりあ　メディアまとめ

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