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上司や先輩が喜ぶレポーティングのしかた

4月になり新社会人になった方も多くいるかと思います。
コロナという時代の転換点で入社されたからこそ感じるものもあるでしょう。
また、入社してすぐにリモートワークをせざるを得ない方も多いですね。
そうしたリモートワークの際には対面で働いてる状況以上に上司や先輩へのレポーティングが重要になります。
今回は簡単にこんな風にレポーティングすると上司や先輩は仕事がしやすいよ!というポイントをまとめていきます。

基本となる考え方 「雲・雨・傘」

レポーティングの前にそもそもの考え方の整理から入りましょう。
「雲・雨・傘」ロジックというものがあります。
これは(観察・データ)→(解釈・分析)→(アクション・提言)をワンセットで論理的に考えましょうね、というフレームワークです。

よくあるパターンは、レポーティングの中に観察・データだけが入っており、解釈やアクションが盛り込まれていないことです。

ほかのパターンだと「こういったアクションと取りたい!」というだけで、なぜそのアクションが必要だと思ったのかの観察・データと解釈が抜けてしまっていることなどがあります。

下記記事が参考になると思うので参考にしてみてください。

また、「雲・雨・傘」だけではなくて一年目の社員が学ぶとよい考え方などは大石哲之さんの「コンサル一年目が学ぶこと」が非常に参考になるのでぜひ読んでみてください。

レポーティングのフォーマット

毎回レポーティングのフォーマットを変えていては、思考する時間がもったいないので、私はフォーマットを決めています。

■フォーマット
現状の整理→理想の状態→現状と理想のGAP(課題)→GAPが起きている理由→差を埋めるためのアクションプランとスケジュール

基本的にどんな報告の際にもこのフォーマットで整理して共有しています。
下記の図でフォーマットと具体例についてまとめています。

レポーティング (1)

基本的にこのフォーマットでレポーティングしてくれると上司としては非常に助かります。
事実としてどのような事象が発生してるのか、要因の分析は筋が良さそうか、取るべきアクションが課題に対して筋が良いのか、が段階的にわかるからです。

毎日このフォーマットに沿って思考してレポーティングするだけでも仕事の基礎力は上がっていきます。

よくあるレポーティングのミス

よくあるレポーティングのミスは下記のようなものがあるかと思います。

・ポエムになっている(事実も解釈もアクションもなく感想だけ)
・課題に対するアクションに一貫性がない(結局やりたいこと言ってるだけ)

このへんはよくやってしまいがちなので気をつけてくださいね!
粘り強くフォーマットに沿って考える愚直さが最初は必要です。

社内のレポーティングは社外とのやり取りの準備期間

先程提示してフォーマットは社内のレポーティングだけではなく、取引先などに対しても基本的には同じフォーマットでコミュニケーションが可能です。

つまりは、このフォーマットで考えアウトプットができるようになるとそのまま社外とのコミュニケーション力も向上します。

まずは失敗しやすい社内でレポーティング力を磨き、社外とのやり取りに備えましょう!(これは上司も一定同じ考えの方が多いと思います)

それでも困ったときには

とはいえ、そう簡単にできないこともあるかと思います。
そんなときは気軽にTwitterでも相談してみてください。

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