ぼくは知らなかった「指輪マウンティング」という世界
たくみ(tkp0520)です。
「memoring」というデザイナーとつくるフルオーダーメイド結婚指輪サービスを考える上でかなり数のインタビューを行いました。
その中ですごく興味深いエピソードがあったので今回のnoteでまとめれればと思います。
「指輪マウンティング」って知ってますか?
インタビューする中で女性からよく出てきた意見があります。
それは職場で「○○さんはハリー・ウィンストンをもらったんだって!」や「○○さんはカルティエなのに、○○さんは4℃なんだって!」などのように女性がもらった婚約指輪や結婚指輪についてブランドについて言及することが非常に多いようです。
ブランドに言及するだけならまだしも、職場の人同士でブランドの比較をしたりもするそうです。
この話を聞いたときに私は「修羅の道だなぁ」と思いました。
この論理でいくと、どこまでいってもハリー・ウィンストンが一番強いし、ハリー・ウィンストンの中でもグレードが上の人が勝ってしまう構造になってしまいます。
見えた光明
しかし、インタビューの中でもある一筋の光明が見えました。
実際にはそんな戦いに巻き込まれたくない人たちも大勢います。
無駄な戦いに巻き込まれたくない、そんな人が大勢いるのです。
しかし、自分がマウンティングを取らないまでも、マウンティングを取ろうとしてくる人はいます。
そのため、防御が必要なのです。
そういう人々は全然別軸で指輪を選ぶそうです。
例えば、田崎真珠などの純日本ブランドなどが多いそうです。
memoringで目指すところ
memoringではハイブランドなどを否定するつもりは全くありません。
各人が幸せになれる選択を一つでも増やすことができればと考えています。
幸せになるための選択がハイブランドだとすれば、間違いなくそちらを選ぶほうがよいのです。
しかし、そうした選択では満足できない人に対してはmemoringから一つでも多くの選択肢を提示できればと考えています。
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