これまで、不動産の営業マン個人がTikTokアカウントを開設して人気を集めている事例はありましたが、会社単位でTikTokアカウントを複数運用しているケースは極めて稀です。
今回は、そんな状況の中、TikTokの運用が後押しし、開業からわずか1年で9店舗まで拡大している、いまノリにのっている不動産屋さんのお話を紹介します。
それが大阪に本社を構えるLAKIA不動産です。
なんとこちらの会社、月に1度「TikTok会議」を開くほどの力の入れようぶりで、全社のスタッフが集まり真剣に投稿内容について意見を交わしているのだそう。
その結果、TikTokからの来店は月に100件以上!そのうち60件ほどは契約に至っているそうです。
いったい、何がここまで山本さんをTikTokに向かわせているのでしょうか。
集客にコストはかけられない。苦肉の策で浮かんだのがTikTokだった
山本本部長がここまでTikTokに力を入れるようになった背景には、大きな苦労がありました。
こうして山本さんは今から2年前、TikTokやSNSのアカウントをつくったそうです。
そうした尺の面でショートムービープラットフォームのTikTokは最適だと言います。
「月100件以上の問い合わせが届きます」
こうして、TikTokにより物件の問い合わせが次第に増えていったというLAKIA不動産。現在はどれほどの反響なのでしょうか。
そして、実際に店舗を訪れて契約に至ったケースは少なくないといいます。
TikTokがきっかけで店舗を訪れたお客様の反応も良好なのもメリットだといいます。
これだけスタッフが有名になったことで、LAKIA不動産ではよりTikTokでの物件紹介に力を入れているそうです。
ここまで山本さんがTikTokに力を入れるのには理由があります。
すでに家賃30万円のタワーマンションの入居が、TikTokが決め手となり契約に至るなど、高額物件の契約も増えているそうです。
なにより山本さんが感じているのは、店舗に対する知名度が上がり、選択肢として自然と自社を浮かべてくれるようになっていること。
もはや、その本格的な取り組みはWEBマーケティング会社といっても過言ではありません。
これがヒットのコツ!不動産アカウント必読の知見
こうして人気アカウントを育て上げた山本さんに、TikTokで人気を集めやすい投稿の傾向を聞いてみました。
山本さんと話してわかるのは、とにかく撮り方に異常なほどこだわっていることです。
さらに、一定の編集力も求められます。
こうして、LAKIA不動産のTikTok動画は、こだわり抜かれて投稿されているのです。
では、今後の展望は?
管理会社もオーナーさんも。TikTokを見ているのはお客様だけじゃない
さらに、最近では思わぬ効用も表れているのだとか。
今後は、店舗の立地を駅前などの一等地に必ずしもこだわらなくてもいいのかなとも思うようになりました。かなりの集客をスマホでできていますから。そうすれば店舗のテナント代もかなり抑えることができると思います」
最後に、今後TikTokアカウントを開設するビジネスアカウントにアドバイスをお願いします!
ランニングコストを抑え、集客力を強化したい企業の方は、不動産業界に限らずTikTokを始めてみてはいかがでしょうか。
クリエイタープロフィール
LAKIA不動産 山本本部長
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