Tiko Kadota

グラフィック&WEBデザイナー// 色と光とカタチの表現がこの世界で果たせる役割について、幼少期からずっとずっと大真面目に考えてきました。その答えを探しに世界中を旅してきました。インド哲学、仏教思想、シャーマニズムに触れてもなお、まだ見つからない答えを探す旅は続いています。

Tiko Kadota

グラフィック&WEBデザイナー// 色と光とカタチの表現がこの世界で果たせる役割について、幼少期からずっとずっと大真面目に考えてきました。その答えを探しに世界中を旅してきました。インド哲学、仏教思想、シャーマニズムに触れてもなお、まだ見つからない答えを探す旅は続いています。

最近の記事

すべてのクリエイターにオススメ【映画】DRIES|ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男

こんにちは、WebデザイナーのTikoです。 一人で映画をゆっくり観る時間は、娯楽というよりも、とても大切なインプットのための時間となっていて、 昨日はまた、とても素晴らしい映画に出会えたので、感動が冷めないうちに感想を書いておこうと思います。 この記事を読みに来てくれている方は、デザインやアートが好きだったり、何かのデザイナーやアーティストとして生きている方も多いと思うので、おそらく共感いただける部分があるだろうと信じて書いてみます。 Webデザインとは直接関係のない

    • 夏の涼しげな磨りガラスのようなデザイン/グラスモーフィズム

      こんにちは。 WebデザイナーのTikoです。 今日は磨りガラスのような涼しさと奥行きを感じさせるGlassmorphism(グラスモーフィズム)についてのお話。 ガラスの質感を自分好みに調整したら、そのままCSSのコードを生成できる便利なページもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 涼しげでミニマルな印象のグラスモーフィズム2021年のUIデザイントレンドなどにもよく取り上げられていたグラスモーフィズム。 トレンドに上がっていたのは、どちらかとい

      • 夏に涼しげな波紋デザイン/jQuery Ripples

        こんにちは。 WebデザイナーのTikoです。 連日、暑くて湿度も高い日が続いていますね。 こんな日々が続くと、デザインの中でも涼しさを感じたいと思うもの。 今日は、画面上で波紋が揺れるようなエフェクトを入れた、心身ともにクールダウンできそうなデザインを作ってみました。 マウスホバーで背景の画像が水面に触れたように揺らめきます。 クリックすると、波紋が生じるようになっています。 https://template-artist02.netlify.app/ ⬆️こちら

        • Beauty of Helvetica/ヘルベチカの美しさに今更ながら感動したお話

          こんにちは。 WebデザイナーのTikoです。 今日は、フォントのお話。 その中でも王道中の王道フォント、Helveticaについて。 Helveticaの難しさHelveticaって、難しい。 被らないように避けちゃったり、安易だと思われるかなとやめてしまったりすること、多いと思うのです。 実際に私も、その傾向がありました。(おそらくいまだにある。) フォントを選ぶとき、いつも自分の中では理由があり、理論があります。 ただ、この汎用性の高いフォントは、有名なブランド

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          本を読んで泣いた。 「デジタルネイチャー〜生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂」落合陽一著

          久しぶりに、本を読んで泣きました。 「デジタルネイチャー〜生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂」 メディアアーティストとして活躍する、落合陽一さんの本。 喜びや悲しみの涙とは違う、静かでかつ圧倒的な、知性を超えたところにある深い感動の涙でした。 アーティストとしての落合陽一氏。 メディアアーティストだということは知っていても、それよりも例えばSDGsに対する考察や、時事問題に対する意見の発信など、なんとなく「研究者・哲学者」的なイメージが先行していました。 いかな

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          LAの色/トワイライトブルーと薄いレモンイエロー

          LAの色を使って、都会の夕暮れを表現したデザイン。 表参道で開催されたヨガと音楽のイベントのデザインで、東京の夏の、夕方から夜に移り変わる気持ち良さを伝えたかった作品です。 品の良いパープルが混ざったトワイライトブルーは、月の柔らかいレモンイエローの白い光との相性がとても良いので、デザインの文字もほんの少しだけレモンイエローを混ぜました。 ほとんど白に見える月の光が、少しだけ黄色を帯びていることにロマンを感じるのは私だけでしょうか。 *** LAの夕方近く、ビルの間か

          LAの色/トワイライトブルーと薄いレモンイエロー

          朝焼けの色とコスタリカのブルー

          このデザインは夜と朝が交わる時間帯を表現した作品で、コスタリカで撮影した写真を二枚、使っています。 日が昇る時間と、日が沈む時間は、 単調に見える毎日が実は決して単調ではないこと、 唯一無二であることを感じさせてくれる瞬間でもあります。 Agaitidaという言葉は、沖縄の言葉で、「日が昇る」という意味。 その時間帯を表現することは、単純に楽しく、気持ちがいい。 デザインをする時、その空間で聴こえるだろう音楽(または音)を聴きながら制作するようにしています。 音は直接

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          Tulumのブルー/メキシコ

          人生で出会った、忘れられない色。 メキシコ、トゥルムのブルー。 エメラルドグリーンをほどよく含んだ、限りない透明度をもつ光の屈折。 写真の色は、海ではなく、「セノーテ」と呼ばれる真水で満たされた洞窟で、実際にその中に入ることができます。 塩を含まないその水は、 つめたく、美しく、 まるで空気のように、視力の許す限り、世界を感じることができる。 「透明」には、小さな頃からときめきを感じていて、 その「透明」にやわらかい質量を感じることができる幸せと、 「透明」が光に染め

          Tulumのブルー/メキシコ

          Tikoの自己紹介

          Tiko Kadota グラフィック・WEBデザイナー 色と光とカタチの表現がこの世界で果たせる役割について、幼少期からずっとずっと大真面目に考えてきました。 答えを探しに世界中を旅してきました。 今まで旅した国は、インド(全域)、ブラジル(アマゾネス)、メキシコ、コスタリカ、インドネシア(バリ)、フランス、ベルギー、スイス、イギリス、ルクセンブルグ、ギリシャ、香港、タイ(サムイ島、パンガン島、チェンマイ、バンコク)、アメリカ(LA、テキサス)、ニュージーランド。 その

          Tikoの自己紹介