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若さって、創造力の塊だ!

何事を為すにも、創造(そうぞう)力を発揮できなければ惰性に堕ち、進歩はない。ただ、創造力の発揮には、肉体的にも精神的にも、若さが必要になるのが一般的だと思います。

 だからこそ、人間社会は、世代交代を繰り返しながら、経済も社会も、文化・文明も進歩発展を遂げてきたのだと思います。創(そう)とは、傷ができる、傷をつける、物事を始める、初めてつくるetc.の意味をもちます。また、造(ぞう)には、手間をかけて物事を仕上げる、行き着く、至るetc.の意味があります。

 「創造」とは、新しい目標に果敢に挑み、心の中で強く思い描いた目標に到達する力です。年齢を重ねるという事は、頭脳も含めて、身体全体が、金属のように酸化してその能力を低下させていく過程です。このため、一般論で言えば、年老いた人達には、創造力の発揮とは別の分野。すなわち、経験値の高さからくる問題対処能力等に期待することになるのでしょう。

 若い体と若い頭脳の持ち主が、創造力という特権を持つ、といっても過言ではないでしょう。

 ただ、同じような年代でも、創造力のある人、ない人がいますので、一概に、若さが絶対条件とは言えない場合もありますが、若い方達には特に、その特権として、創造的な活動に邁進してほしいと考えています。
 こんな事を考えているうちに、フッと、聖書の「創世記」にある天地創造という言葉を思い出しました。創造という言葉からは、壮大なスケールの夢も感じます。