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日本の未来のために

現在の日本の人口は約1億3000万人...ですが、出生率の低下、出生年齢の高齢化、女性の社会進出などが、日本の人口増加を抑制し、逆に人口減少という現象を生み出しています。ただ、ここで一度冷静になってみる必要があります。

 日本の人口、実は幕末においては、現在の四分の一、すなわち概ね3千200万人程であったのです。明治以降の150年ほどで9000万人も増加した事が、むしろ異常であった事に、気がつきましょう。今の人口が異常な状態であり、少子化と人口構造の高齢化に伴う人口減少は、むしろ正常な状態に近づいていると、前向きに捉えることが必要です。

 日本の食料自給率は37%ですから、やがて予想される世界的な食糧不足を考えると、人口減少は、様々な観点から、我が国経済社会の正常化に向けた布石としなければなりません。現在の日本の人口を維持するために、いたずらに外国人労働者に依存したり、欧米諸国が失敗している移民政策を推進する過ちを犯してはならないと考えます。我が国は今後、ある程度の人口減少(=正常化)を前提とした未来ビジョンを描き、国の健全な発展を目指すことが極めて重要な課題ととらえるような、逆転(ぎゃくてん)の発想こそ必要なのです。

 逆(ぎゃく)とは、物の順序や進行の方向が反対になる、来るものを迎えるetc.の意味です。転(てん)とは、まわる、めぐる、方向を変えて移るetc.の意味があります。逆転(ぎゃくてん)とは、方向を反対の向きに変える、転じて、物事の在り方等について、今とは逆の発想で、立ち位置を変えて、考えてみる事だと思います。


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 今後、激動の世界情勢の中で、日本は、どのような姿で進んでいくべきなのか。

 欧米諸国、アジア・太平洋地域の国々とは良好な関係を築いていく中で、どうしても中国・韓国については、戦後70年もの時間が経過したにも関わらず、両国の国内問題の難しさを“反日プロパガンダ”で、自国民の目をそらせようとする動きを止めません。これは、歴史問題というより、中韓が歴史のねつ造を止め、正しい歴史認識に立った政治体制が確率しない限り、永久に続く難しい問題です。

 それでも、私達日本人は、世界の国々と協調関係を維持しながら、未来の日本人に健全な日本国を残していく為に、力強い歩みを前に進めて行かなければなりません。