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昨日より今日、今日より明日

進化というと、ダーウィンの進化論を思い出します。

 ダーウィンの進化論とは、生物の進化に関する理論の体系のこと。それによると、生物は不変のものではなく、長期間かけて次第に変化してきたという考えに基づいて、現在の様々な生物は、その過程のなかで生まれてきたという理論です。余談ですが、私達の日常の会話の中で、この”進化”するという言い方を、別のニュアンスで使用することがあります。それは、ある事が一層優れたものに発展する、あるいは、あるスキルが見違える程に上達する等の状況を指すときに使います。ちなみに、進化という言葉を、国語辞典で調べると、単純微少なものが複雑多様なものに発展すること、あるいは事物が一層優れた物に発展すること、といった説明があります。

進化を、心の問題として捉えれば、精神世界がよりレベルの高い状況になり、それが人格の向上にも影響を与える。そんなイメージも湧いてきます。

 人類が、今も、生物として進化しているかどうか分かりませんが、少なくとも、毎分毎分、毎時毎時、そして毎日毎日、最終ゴールに向かって進んでいく中で、昨日より今日、今日より明日は、日々刻々、より良い方向に向かって進化しているという、そんな充実感を感ずるような日々でありたい。