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睡魔とともに、夢の世界へ

 居眠り…と言うと、春先の穏やかな気候の中で、猛烈な睡魔(すいま)が襲ってくる様子と重なります。ところが、暑い夏にも、冷房のきいた部屋の中にいると、屋外と室内の温度差のためか、猛烈な睡魔が襲ってくることがあります。


 睡(すい)という文字は、目(め)と垂(すい)の組み合わせですね。目が、たれる?!眠くて眠くて、瞼が下がって来るのが目に見えるようですね。また、魔(ま)の字は、人を惑わすもの、人間業ではない不思議なチカラを持つ、等となります。睡魔(すいま)とは、個人の意志では止めがたい、ものすごい眠気の事でしょう。

 睡魔が襲ってきた時に、そのまま夢の世界に溶け込んだら、何とも心地良いものです。そんな事を考えているうちに、本当に、熟睡してたなんて事、ありませんか。

 あるセミナーに参加した時のことでしたが、講師のあまりにも抑揚のない口調のため、不謹慎にも、ものすごい睡魔が襲ってきて、思わず夢の中にいた自分です。自らの意志に逆らって、平和(?)な時間の流れに身を任せてしまった自分。講師の先生、ごめんなさい。