宗教
こんにちは。ちひろと申します。
今回は宗教について記事にしたいと思います。
私が子どもの頃一番好きだったカードゲームはカルタです。
毎週日曜、教会に行っても行かなくても、
教会関連以外のテレビや音楽、ゲーム、本や漫画が禁止されていた頃。
唯一楽しめたのが宗教カルタだったからです。
私の祖母の代からなので、私は宗教3世でした。
キリスト教の中でも特殊な、モルモンでした。
毎週日曜は素敵なワンピースを着て、ピカピカの靴を履いて、聖書とモルモン書を持って、教会に連れて行かれます。
教会の中では祖父母が権力を持っていた為、「◯◯姉妹のお孫さん」「◯◯兄弟のお孫さん」と尊敬や憧れの目を向けられることが多かったです。
私は現在無宗教派ですが、当時から神様を信じていませんでした。
どれだけ祈っても、断食をしても、聖書を読んでもモルモン書を読んでも、決して誰も父の暴力から助けてくれませんでしたから。
神様は居ないか、私のことは見捨てているんだと思っていました。
教会に所属する人たちのあのニコニコした顔は今でも大嫌いです。
何の悪意もなく、親切心で近寄って来る群れ。
正解でない答えを一言でも言えば皆一斉に攻撃してきます。
聖書を読むようにとか、祈りが足りてないとか、可哀想とまで言ってくる。
みんな言いたい放題です。
何かを信じる気持ちを否定する気はありません。
宗教に所属している方を否定する気持ちは一切ありません。
ただただ、私はあの生ぬるい空間が嫌いというだけのこと。
私は8歳で洗礼を受けさせられています。
判断は任せると両親に言われましたが、断っていたらどうなっていたか。
答えは決まっているのです。
祖母からはしつこく何度も何度も聖書だモルモンだ教会だお祈りだと言われ続けましたが、何度か手紙でやり取りをし、「私は信じない」ということを認めさせました。
長くかかりました。
大人になってから、二度教会に出向いて、
宣教師から説明を聞いた上で再度信仰しないことを判断しました。
宗教は信じる自由があると思いますが、
人に信じさせる強制力は誰にもありません。
祖母はいまだに宗教の話をしますし、勧誘もしてきますが、強制することは無くなったので他は大目に見ています。
いとこの何人かは長老になったり、宣教師として海外に行っているらしいですが、自らの選択であることを願うばかりです。
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