今日の遊打(ゆうだ) #024

三尺一寸大太鼓;銘「蒼鷹(そうよう)」
正面打ち

地打ち:Roland R-8
どんこ ♩= 140

ミドルテンポでハネる地打ち。
一瞬の爆発よりも、少し力を循環させていく感じが欲しい。
ちょうどよい、強弱と手数が肝要だ。

しかし、正面打ちでの演奏は、自分の性分としてどうしても打ち込みたくなる。
ドッカンとエネルギーを爆発させたくなるが、ただ大きな音を出すのはバランスが悪い。また、むやみに手数を増やしてもうるさい。

遊打シリーズではいろいろ試しているが、大太鼓で跳ねるリズムは難しかった。今回の演奏は、力の持って行き場に迷いがあり、イキイキした感じは出せなかった。 力を押し込めてしまい勢いがない。

イキイキとした響きのきらめきは、全体がひとつになった時に生まれる。
カラダ、太鼓、打法、音色、テンポ、間、その他、様々なものが互いに協調することで、生まれてくる響きは大きく変わる。

協調できるかどうかは、いつも流動的で絶対の組合せや方法はないが、
ただカラダとココロの自由度が、全体の協調に大きく関係するのは間違いない。

さて、またまた稽古をしていこう。


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毎次毎日、変化と発見がある。
ここには、ワタシだけの真実がある。

佐藤健作公式WebSite http://tihayable.jp/
Demo Movie https://vimeo.com/72881288
TEDx 『響くことが生きること』
https://www.youtube.com/watch?v=GYvSvCX4dd4

舞台作品 Digest Movie
Kensaku Satou 和太鼓奏者 佐藤健作 / 鈴木弘明 監督作品集https://www.youtube.com/playlist?list=PLqBkVPZ04p4PEd2bXt8mtg-0bcY6HmMP1

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