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21年度エキサイトHD新卒研修・完!

この研修の目的
この研修では、新規事業創出のハウツーを学びながら、実際に新規事業を提案をしました!
お題は「資金2000万円で、設立から2年以内に次の資金調達に進める新規事業案を提案せよ」。21卒でエキサイト・iXIT・クロスマートに入社した16人が4名4チームに分かれ、中間発表では3案、最終発表では2案を提案しました!

研修のスケジュール
お題を考えるチームワーク時間+役員の方々による講義が交互に行われる形でした。
スケジュールの詳細については、こちらからぜひ質問してみてください!

・鍛治本
エキサイトにデザイナー職として入社した理由は、仲間同士でワイワイできそうな雰囲気に魅力を感じたことがきっかけでした。自分が大学時代に先輩・後輩の隔たりなくプロジェクトを実施していたことから、「同じ空気感で仕事ができるかも…!」と思い入社を決めました。
工業系デザインの専攻でしたが、ものづくりだけではないデザインを幅広く学んでいて、いわば問題解決のデザインを課題として取り組んできました。なので今回の研修のお題に対しても、「これまでの延長線でできるかも!」なんて考えていました…
結論から言うと、研修ではビジネス部分の重要さ・複雑さを痛感して、学生時代の「こんな世の中になったら素敵✨」なんて理想論では事業を動かせないと学びました。世の中にあるものの裏側には、市場規模があって、お金の回りがあって、人や物を仕入れて…といった膨大なデータから建てられる事実があり、それらを合致させなければ成り立たない!ということを総合的に学べたと思います。
研修をしていく中で得られた視点でもある、『「あったらいいのに」の裏側の生まれない理由・存在しなくても成り立つ理由があること』を心に刻み、これから社会人として世の中を見る目線の一つにしたいと思います🕵️‍♂️
デザイナーだけど、デザイナーだからこそ、なんでこれが必要なんだろう?その裏側にはどんな世の中の仕組みが隠れているのか?を自分自身にも問いかけながら、これからの新卒1年目を精一杯頑張ろうと思います!ありがとうございます!


・石橋
エンジニア職として入社しました。研修期間は、実際にソースコードを書くことはなく、新規事業について、丸投げと言う感じでアイデアを考えさせられました。自分は就活中に短期インターンで今回と似た様な、『自社の事業に基づいて新規事業を立案せよ』という題目でPWを行ったことがあります。そこで、大変さを知ったために、今回の研修も覚悟の上で挑みました。
実際研修が始まって感じたことはインターンの時よりも圧倒的に学ぶ回数が多いことです。各役員の講義では、色々な方向からアドバイスをしていただきました。例えば、新規事業を始めるにあたって、ユーザー数を増やすには毎日コツコツDMしていかなければいけないことや、新卒が圧倒的成果を出すには、心が強く、すぐに行動に移せる人であったり、人それぞれビジョンがないといけなかったりと大変勉強になりました。これらのことを新卒研修で学べたのは非常に大きなことだと思います。
また、チームワークの重要性も実感できると思います。1チームで3案考えていく中で、意見の食い違いは100%と言っていいほど起きます。この時に、お互いの意見を尊重することは大事です。そういった雰囲気を良くしていくこともビジネスでは重要なのではないかと思います。
この研修を通して、一番成長できたと思うことは、『常に色々なことに疑問を持つ』ということです。西條さんのお話で印象に残っている言葉があります。それは、『身近に持っているiPhoneの電源ボタンの配置がなんで変わったと思う?』です。世の中の小さな変化に『なんで?』と思う様に意識していくことで、社会人としての視野が広くなると思います。
そういったことをこのエキサイトで学べると感じますし、自発的に学んでいこうと思います。
まだまだ未熟な部分はありますが、エキサイトで修行を積み、将来自分がCEOとして輝ける様に頑張りたいと思います。

・大槻
ビジネス職として入社しています。というのも、昨年10月に大学院を中退し、特例として12月に新卒入社させて頂きました。
昨年9月に開催された新規事業創出インターンの「READY」を経験し、新規事業創出に対する熱意から「ここだ」と思い入社を決意しました。他にも事業創出系のサマーインターンはいくつか受けていましたが、エキサイトの事業創出は一味も二味も違いました。

まず、期間が違います。2週間です。事業創出の短期インターンを経験したことがある方であれば分かると思いますが、2週間の事業創出インターンはなかなかありません。
また、プレゼンをする相手がガチです。エキサイトホールディングス代表取締役社長CEOの西條さん(@s_saijo)や、現役役員の方々にプレゼンします。また、今回の研修PWではXTech Ventures代表パートナーの手嶋さん(@tessy11)にもご参加頂きました。

そんな訳で社会人を4ヶ月経験し、今回の研修PWに挑みました。目指すは勿論「そのまま事業化」です。弊社のPWでは全ての事業案が投資家の目線で判断されます。そのため、年次に関わらず公正に判断され、質が高ければ実際に事業化も可能なのです。

Day1の西條さんの講義から始まり、鬼のようなやる気でスタートしました。しかし、Day2~Day6は思うようにいきませんでした。結果的にDay6の中間発表で自分が担当していた事業案に対して「何もしていない」という厳しくも率直なFBを受けました。実際、アイデアを出しては「これは競合がいるから勝てない」「これは前に他の会社が事業を失敗している」等の”できない理由”を出すばかりで、全くアイデアが定まっていない状態でした。

反省に反省を重ね、気持ちを切り替えたDay7からは思考パターンを「ダメな理由を考えて諦める」のではなく「何がボトルネックで、何を解決すればいいのか考える」ように切り替えました。「なぜ他の会社は失敗したのか」「なぜ競合は強いのか」といった思考を巡らせました。結果的に、Day7で「ないな」と捨てていた事業案を元にコンセプトが決まりました。Day8以降は周囲に比べて時間も無いため、ひたすらに走り続けました。アイデアを書き起こしてモックを作成し、ユーザーアンケートの実施、マーケティングプランの設計、PLの作成、ロードマップの作成、主要KPIの設定、ユニットエコノミクスの計算、スライドの作成。Day8~Day10の3日間はなかなかの思考量と作業量だったと思います。

しかし、競合に対する十分な優位性を出せなかったこと、MVP検証が出来ていなかったこと、スケールするマネタイズプランを描けなかったこと、から良い評価を得ることは出来ませんでした。しかし、逆に考えれば「MVP検証を済ませること」「スケールするようなマネタイズプランを描くこと」「競合に対する優位性を描くこと」ができればチャンスがあると思い、事業案をもう少し詰めてみたくなりました。

総評として、この2週間での学びは「プラスに思考を深めること」すなわち「ダメな理由を探す」のではなく「勝てる理由を探す」ことの重要性を学びました。文字に書き上げてしまうと「その程度か」と思われるかもしれませんが、この学びは心に刻んで今後の仕事に生かしていきます。

・山縣
エンジニア職として入社しました。入社前には半年間のインターンをしていましたが、エンジニアとしてソフトウェア開発に携わっていたため、ビジネスのことやデザインのことにほとんど関わることはありませんでした。今回の2週間の研修では事業創出ということもあり、ビジネスの知識が強く求められました。そのため、ビジネスの知識がない自分の役割として、よりよいアイディアを出すことが求められますが、メンバーと比較してもあまりアイディアは出ず、課題の小ささや、あったらいいよね程度で終わってしまうものなど、どれも微妙なものばかりでした。また、解決すべき課題が明確になっているものであったとしても、解決策を上手に提案できないことや、市場の小ささ、成長性の無さなど事業として成り立たないものも多くありました。中間発表では、入社して数日の新卒といった立場ではなく、資金調達を行う起業家の立場として発表することができ、投資家目線でのフィードバックを得られたことも大きな経験となっています。中間発表では、事業アイディアが弱く、頑張ったとしても難しいといったことから、アイディアを変更することになりましたが、そんな自分でも最終発表では「絶対に欲しい!」と思ってもらえ、「自分もひとりのユーザーとして使ってみたい!」と思えるアイディアをメンバーと詰めていくことができました。実際にTwitterで行ったアンケートでは、回答数150件ほどで7割強のユーザーが必要としているサービスを提案できるようになりました。2週間の研修を通じてこれまで何もわからなかったビジネスのことや事業の作り方、日々の情報収集の仕方、効果的なプロモーションの方法など、多くのことを学ぶことができました。ここで得た経験をもとに、これからエキサイトで精一杯働いていきます!

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