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定額減税の複雑な仕組みとその影響についての考察
5月も最終日となりました。
いよいよ来月は、定額減税が入ると言われています。
仕組みを確認してみましたが、複雑怪奇で完全に理解出来ておりません。
まぁ、振り込まれるのでしょうけど、金額の妥当性や計算間違いがあるのかを確認するのはかなり厳しいですね。
扶養家族分も含めて計算されるようですが、私の親が対象となるのかも不明です。
あとサラリーマンだと気になるのが退職金等の臨時収入の扱いですね。
定額減税の対象者は、令和6年分所得税の納税者である居住者で、令和6年分の所得税に係る合計所得金額が1,805万円以下である人です。
合計所得金額(給与所得控除、基礎控除を含む控除後)が、1805万ってことは、年収ベースだと2000万オーバーの人は対象外となります。
一般的にこの枠に入るサラリーマンは、かなり少ないです。
しかしながら、合計所得には、臨時収入(退職所得等)も含まれます。
つまり、令和6年に退職金を受け取る人は、対象外になる人が相当数居そうですね。
それで、ちょっと酷いと思ったのは、退職金を含む令和6年の所得が1805万円以上の人にも、来月定額減税が実施されるそうです。
でも、対象外だから、年末調整もしくは確定申告でその分を返してねって事らしい。
一旦、喜ばしておいて、あとから地獄に落とすやり方だ!
ちなみに臨時収入には、退職所得以外でも、不動産を売却した譲渡所得や株式等からの配当所得なんかも含まれます。
不動産を売却は、大きな金額が動くから定額減税の対象外となってしまう人も多そう。
例えばマンションを売却したりとか...私の知り合いにも誰か居た様な??
因みに、ワタシはと云うと、退職金を受け取ったのは令和5年なので、とりあえず関係なさそうで、一安心でした。
だけど落とし穴があった。
それは住民税の定額減税分
住民税は、前年の所得に対して課税されるのです。
つまり、住民税の定額減税は、令和5年の所得が対象だ。
って事は、昨年退職金を受け取ったワタシは、その対象に入ってしまうのかー!
もう勘弁して欲しい。
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