ロイヤルズ、新スタジアム構想
数年前から話題に上がっていたカンザスシティ・ロイヤルズの本拠地・カウフマンスタジアムに変わる新たなスタジアムの構想が先日、現地カンザスシティのメディアにより報じられました。
その発表された構想案をこの記事を元にまとめてみたので是非ご覧下さい。
現本拠地、カウフマンスタジアムについて
1973年に開場した当時としては珍しい野球専用のスタジアムである。
スタジアムの名称の由来は、ロイヤルズの初代オーナーであるユーイング・カウフマン氏の功績が称えられ付けられました。
2007年オフから、2億5000万ドルを費やした大規模な改修工事が行われ、2009年シーズンの開幕前に、新装カウフマン・スタジアムとして生まれ変わった。
2008年オフに外野部分に今やこのスタジアムの一番の特徴でもある全長98メートルの巨大な噴水(民間所有ではギネス記録だとか)が設けられ、イニング間や試合終了後のイベントで照明で照らされた吹き上がる噴水は絶景である。
全米でも屈指の人気を誇るスタジアムではあるが、郊外に立地しておりアクセスがとても悪いことで有名。
ダウンタウンからスタジアムまでは車で20分から30分と外れており、交通機関も発達していないため、地元民以外はタクシーかレンタカーが主な移動手段となる。
新スタジアムの構想案について
現状
現本拠地のカウフマンスタジアムの契約期間が2030年までと、移転時期はまだ、だいぶ先の話とはなってしまいますが、今後数年間の間に結論が出ると報じられているのでファンとしては楽しみではありますね!!
発表した建設会社は、Pendulumと言う地元カンザスシティに置くスポーツ施設専門の設計事務所だそうです。
カンザスシティにはPOPULOUSと言うMLBの本拠地の3分の2以上の設計に携わっている同じくスポーツ施設専門の実績十分の設計事務所があるので、てっきりそっちかと思っていたので少し意外でした笑
建設予定地
計画としてあがっている予定地が12番街とRoute71(高速道路)のKC,MOの市街地にあります。
その予定されている市庁舎東側の現在としては、大規模な駐車場として使用されている土地で現在のカウフマンスタジアムと比べれば断然アクセスが改善されると予想されます。
全体図
外観
内観
大きな特徴としては、26のスイートルーム、8つのレストラン、50,000平方フィートの商業スペースを備えた30,000席のスタジアムを構想しているそうです。また、複合施設には、スタジアムを見渡すための1,000戸の住宅ユニットが含まれ、高速道路への緩衝として機能するほか、ドッグパークを含む緑地も含まれるそうです。
現本拠地のカウフマンスタジアムの象徴的と言ってもいいロイヤルクラウンスコアボードや特徴の大きな噴水は設けられていないそうです。この新しいスタジアムは、カウフマンスタジアムが保有する33のプライベートスイートと比較して、現在の球場よりも約10,000人少ないファンを収容し、26のスイートしかありません。
○スタジアム全体の見渡し
○外野スタンド(屋外プール、レストラン、滝など)
○BBQコーナー
○地元レストラン、バースペース
○コンコース
○屋上緑化
○複合施設(高速道路との緩衝帯)
まとめ
これにかかる費用について計算されていないとのことです。また、この新しいスタジアムを建設するにあたっての資金調達方法についても示されておらず、要するにこの構想案は、あくまでただの綺麗なアイデアにすぎないので注意してください。
~個人的な感想~
一、ロイヤルズファンとして、ただの構想案にすぎないとは言え、自分の贔屓球団の新スタジアムの情報を得られただけでもすごくワクワク感が止まらなかったです。
また、自身は学生時代に建築学科を専攻してきた身としても、こう言う建築物の計画案や図面を見るのが堪らなく好きです笑
現在の本拠地・カウフマンスタジアムもとても好きなので、この構想案が現実化したとしたらとても寂しい気持ち反面、このようなより近代化した大規模なボールパークが自分たちの贔屓球団の本拠地になるかもしれないと言うワクワクする気持ちが反面です。
ただ、自身の要望としては、新スタジアム移転案は賛成ではあるのですが、今のカウフマンスタジアムの特徴でもあるスコアボードと大きな噴水の要素をもっと新スタジアムの構想案に入れてほしかったのが正直な気持ちです笑。
まぁ、あくまで構想案にすぎないのでこの案がそのまま現実化することはありえませんしね...笑
Twitter @tigerzett0529
~宣伝~
ちなみにこの記事にちなんで、自身が学生時代の卒業制作で設計したスタジアムの計画案も是非ご覧ください。
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