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世界の不幸を教育で解決したい!佐賀の高校生の挑戦

今回は、高校2年生のインターン生、るんるんを紹介します!
佐賀からインドの教育に関わるインターンをしています。

挑戦することに、早すぎることも遅すぎることもありません。

オンラインインターンに挑戦する人は、どんなひとたちなんだろう?
オンラインでインターンって、実際どんなことをするのだろう?

そんな疑問がある方は、ぜひご一読ください🐯


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この度、高校生からベテラン社会人まで、6人の奨学生が決定しました!

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1.自己紹介

佐賀生まれ佐賀育ちの高校2年生、古川瑠璃です!

学校での勉強や生徒会活動に加え、読書会開催、新聞記事執筆、そしてこのオンラインインターン…
新しい経験、新しい学びの連続の毎日はとても充実しています。


2.なぜ、教育?

私は、学ぶことが好きです。

なぜなら、自分の世界を広げてくれるから。
(これには元々の自分の世界が狭いことが関係しているのですが、また別のnoteに記載したいと思います)

しかし、主な学びの場である学校に、同じことを思う人はいませんでした。

チャイムが鳴り、教室の自分の席に座る。言われた通りに教科書とノートを開き、シャーペンを持つ。ふと横を見ると、休み時間のお喋りがまだ続いている。引き出しの下で小説を開いている人がいる。「勉強なんて意味ないから」という、誰かの呟き。
先生はこのような、模範的でない生徒を叱る。「勉強は辛いものだが、頑張った先に見えるものがある」と言う先生は優しい方で、大抵は侮蔑も罵倒も容赦しない。集団の規則を破った罪を、彼らは怒鳴り付ける。

この状況に出会う度、私は泣きたくなります。学校が、知識を詰め込むシステムに完全支配されている。本来の学びは、知りたいことを追求する楽しみに溢れているはずなのに。これはあるべき学校じゃない、これは理想の学びじゃない。

しかしこれはよくある話。「学ぶことを楽しめるのはごく少数の人々だけ」という事実は、理由は違えど世界中どこでも変わらないのです。
発展途上国の子どもたちは、そもそも勉強できる環境が整っていない。お金がないから、通学路が整っていないから、女の子だから…。これらは想像に難くないですね。
それでは、「先進国の子供たちは学ぶことを楽しめている」と言えるのでしょうか?少なくとも私の答えはNOです。地域に起因する圧倒的な情報格差、それに伴う教育の質の二極化、閉鎖的空間で均一に知識を詰め込む大量生産方式の授業…。学校が整備されて、ほとんどの子どもが教育を受けられる環境でさえ、教育課題は枚挙に暇がないのです。高等学校進学率が95%を超過している日本も例外ではありません。

私たちが身の回りの生活を豊かにするため、そして人類全体として進歩してゆくために、学ぶことは必要不可欠です。変化の激しい現代では、大人になってもスキル刷新を迫られるでしょう。しかしこのような状況で、一体世界の何%の人々が「学ぶことは楽しい!」と思えるでしょうか。学ぶことを楽しいと思えない人が、どうして一生かけて学びたいと考えるのでしょうか。

学ぶことの楽しさをより多くの人々に知ってもらいたい、その思いが「この世に蔓延る不幸を教育という軸で解決したい!」という願いに至りました。


3.なぜ、インターン?

そして、そんな私が今、どうしてインターンシップに取り組もうと思ったか。これには二つの理由があります。

一つは、企業としての教育の見方を知りたいと思ったから。
私は今高校生、つまり「日本」の「高校教育」を「受ける」側です。私は生まれてこの方この視点から脱却したことはありません。しかし、この3つの 「」には多種多様な言葉が入る訳です。「アメリカ」「バングラデシュ」「初等教育」「生涯教育」「行う」「支える」…今思い付くだけでも、ここまであります。
「教育に興味がある」と言うと、「先生になるの?」と訊かれることがあります。だけど、「教育の職業=教師」ではない。いつかその道を選ぶにしても、学校という枠を超えた教育の姿を一度この目に留めておきたいと思いました。
教育をビジネスという観点から考えてみたい。これが、私がインターンシップに参加する第一の理由です。

そしてもう一つは、大学生になるとインターンの捉え方が変わってしまうから。
「大学で学んだ理論を実践するための場として」「就職を見据えて」のインターン。こういった点を踏まえてインターンに参加する大学生も多いでしょう。このような動機でインターンに取り組むのも、とても意義のあることだと思います。しかし、それは知識や将来ありきのものになっていやしないか。解決すべき課題を、何重ものフィルターにかけて見てしまうのではないか。
まっさらな、ファーストハンドの経験から学ぶ。これを大切にしたいというのが、私が今インターンをする第二の理由です。
(大学生になったら別分野のインターンにも挑戦したいと思ってます)


4.目指してゆくもの

私は現在、インドの教育系企業ででインターンをしています。

“Teachers enjoy. That’s why students can enjoy more.(先生が楽しむからこそ、生徒がもっと楽しめる)”
私の願いともピッタリなこのビジョンのもと、インドのトップ層と日本の学生を繋ぐ国際交流事業の立ち上げ等に携わっています。

ここで私が達成したいのが、「高校生であること以外の自分の価値を作る」こと。
今まで何度か大学生や大人の方とお話をしたりイベントを開催したりする機会を頂いたのですが、「高校生なのにすごいね!」以上に行き着くことがどうしてもできませんでした。
いつかなくなる高校生タグに頼らなくても、いる意味のある人になりたい。事業立案のメンバーの一員として考えたことを提案し、すぐにアウトプットできるこの環境を有意義に活用していきたいと思います。

個人のnoteTwitter(@Ml5yZo)も随時更新していきます。ご注目の程よろしくお願いします〜〜
閲覧ありがとうございました!

終わりに

最年少参加者のるんるん!エネルギーのある高校生です。

佐賀からインドへ、教育を軸にオンラインで世界に挑戦しています。
noteでも文字やイラストを更新しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

自宅から世界に挑戦する奨学生の紹介は、まだ続きます!

次回もお楽しみに🐯


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