よりよいケアのファーストステップ! ~包括的アセスメントを理解しよう~①全身状態・身体機能編
みなさんどうも!HAMTマガジン緩和ケア担当のいなとらこと古田です。
↓ マガジン購読はコチラから ↓
この連載では【鍼灸師が知っておきたい緩和ケア】についてお伝えしています。
今回からは緩和ケアの根幹である「症状緩和」に関してお伝えしていければと思います。
鍼灸師として知っておきたいことや鍼灸師だからこそできることについても併せてお伝えしていきます。
今回は症状ケアの基本となる包括的アセスメントについてです。
この記事では、緩和ケア領域の中でも特に”悪性腫瘍”や”心不全”、”慢性閉塞性肺疾患(COPD)”など、慢性的な疾患の方に関わる場合を想定して進めていきます。
今回は包括的アセスメントの第1段階として全身状態と身体機能の評価について解説していきます
緩和ケアにおける包括的アセスメント
緩和ケアにおいては様々な視点を加味して多元的に評価していくことが求められます。これは「全人的苦痛」(Total Pain)の考えにも通じますが、多岐にわたる問題が混在していることを前提としています。
身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな領域まで視野を広げておくことは大切です。
ここから先は
2,726字
/
7画像
各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が中心となって執筆。このライブラリを購読すると、在宅鍼灸の専門領域(フィジカルアセスメント・リスク管理・経絡・中医学・泌尿器・プライマリケア・養生・運動療法・多職種連携・緩和ケア・ご自愛etc)に関する記事を読むことができます。在宅鍼灸師必見の内容となっております。また、これから在宅分野に進んでみたい方にもオススメです。
HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜
¥1,000 / 月
初月無料
200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野の…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?