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家族の”苦しみ”に目を向けよう。
みなさんどうも!HAMTマガジン緩和ケア担当のいなとらこと古田です。
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この連載では【鍼灸師が知っておきたい緩和ケア】についてお伝えしています。
今回は『家族の”苦しみ”に目を向けよう』というテーマですすめていきます!
緩和ケアのテーマの中心は、様々な”苦しみ”に対処していくことです。
”苦しみ”と一言でいっても様々な要因が複雑に絡み合っています。この複雑な状況については、「全人的苦痛(トータルペイン)」の考えを使うことで整理して捉えようということを前回お伝えしました。
さて・・・”苦しみ”を感じているのは誰でしょうか?
”苦しみ”を感じるのは患者さんだけなのでしょうか?
下の文章を読んで想像してみてください。
![そうぞうしてみて](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57294445/picture_pc_24fe396c0c43c44583ea6832ab09a14d.jpg?width=800)
いかがでしょう?
死に直面している人の苦しみに向き合うって想像しただけでけっこう苦しくないですか?
緩和ケアの領域では、患者さんのまわりの人の苦痛にも対処をしていく姿勢が大切であると考えられています。
強い苦しみを感じやすいのは
①患者さん本人
②家族
③医療者
といわれています。
![三位一体の苦痛](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57294467/picture_pc_38adcbfc1ea584c7f67b6331fa7833e7.jpg?width=800)
この記事では②家族の”苦しみ”について解説していきます。
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