ブランドエクイティは勘違いする

ブランドエクイティ(ブランドが有する資産的な価値)を、各ユーザーからのイメージで形成しようとするのですが、コレは再現性がないな、といつも思います。
 
何故か?
 
3人の顧客がブランドを気に入った理由をそれぞれ答えてもらいます。その感想はそれぞれ参考になりますし、自分たちの欠点も炙り出されるので、今後どうすべきかという対策を立てることに参考にしています。
 
ただし、その人が感じるイメージを再現したとしても、一過性のお客様が増えたりします。
 
僕も動画施策でお客様が感じたことを動画で表現して新規顧客を獲得して、新しいお客さんが増えた、と勘違いしていました。でも、その施策が終了して、広告を止めると、途端にお客さんが離れたんですよね。一過性にならないようプレゼントは渡さず、お客さんの希望とする訴求をした、のですがです。
 
わかったことは、また次に利用したいか?ということでしたね。その施策は気に入ったが、それだけたった、ということですね。
 
お客さんの印象やイメージというのは表面的で本質的ではない、ということですね。ブランドエクイティというのは理解や使い方を間違えると大怪我をする、ということですね。
 
最近分かったのは、ブランドエクイティという耳障りが良い言葉を使うのではなく、もっともっと具体的なわかりやすい言葉に変換しないと施策はしくじるな、思います。
 
ブランディングと言いますが、ブランドの感じ方は人それぞれ、それに引っ張られず、次に買いたいかどうかの理由を追求した方が良いと思う話でした。

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