何もしたくない、全てが面倒くさいという時には #虎note
こんにちは、虎( https://twitter.com/tiger_stlv )です。
表題の通り、何もしたくないとか、全てが面倒くさいって思うこと、ありませんか?
誰もがそういう時があると思います。
割と私は週7くらいで思ってます。
基本的に何もしたくありません。
家でトドのように転がっていたいです。
ですが、こうやって記事を書いたり、SNSをやったり、色々なことをしています。
とはいえ、私も最初からそうだったわけではありません。
自分の中で、思考のフレームワークを明確にしてから少しずつ行動ができるようになって今があります。
今日は、そのフレームワークを皆さんにお伝えします。
これも有料セッションでお伝えしている内容ですので、数十万円くらい払った気持ちで記事を読み進めたり、ワークをやってみたりしてくださいね。
それではいきましょう。
自分を責めない
まず、そういう自分を責めてはいないでしょうか?
そういう時、世の中は「とにかく休みなよ」「それは甘えだ」のどちらかに行きがちなように思いますが、根本的には『頑張りたい』という気持ちがあるのだと思います。
その2つのギャップが苦しみの量であり、大きさです。
つまり、どちらか両方ではなくどちらも持っておく、持つことを許すことが大事です。
我々は相反した概念を同時に持つことを訓練されてきてはいません。常にどちらかです。
ですから、まずはこの両方の、アンビバレンスと呼ばれる状態に自分を慣らしていきましょう。
そうすると苦しみの発生源は自分だということがわかるようになります。
これは、今回のテーマだけでなく、色々なことに使えます。
親や元交際相手に対する愛憎入り混じった気持ち。
新しいチャレンジをするときや自分の未来に対する期待と恐怖。
贅沢やイケない遊びをするときの微妙な罪悪感とワクワク。
我々は常に矛盾を感じて生きています。
そのことを受け容れましょう。
矛盾するな!と言われて我々は育ちます。
ですが、それはどだい無理な話です。その考えこそが苦しみのもとです。
だって、贅沢は敵だって言われることもあるけど贅沢したいでしょ?
遊んでばかりいるなって言われるけど、ずっと遊んでたいでしょ?
努力しなさいって言われるけど、努力したくない自分はいるでしょ?
つまり、これまで受け取ったメッセージから発生した自己矛盾が自分を苦しめているんだ、ということに気付けば、人生は楽になります。
では、具体的な内容に進んでいきます。
まずは自己対話から
心の「駄々」を訊く
①まずは、なんで何もしたくないのかゆっくり考えてみましょう。
何かに挫折しましたか?
思い通りにならないことが嫌ですか?
結果に対してコストが大きいですか?
周囲に比べて劣っている自分がいますか?
それらをできれば、紙に書いてみてください。
ああだから、こうだからという理由があるはずです。
きっと、これを読んでいる貴方はたくさんの徒労があったのだと思います。
ああ、こんな挫折があったんだな、という過去がその感情から引っ張り出されたら、それも振り返りながら書けるといいでしょう。
そのほとんどはきっと『貴方にはどうしようもないこと』だったと思います。
でも、それを変えようと努力してきた。もしかしたら、今も必死に努力している。
でもそれは向いていないのかもしれない、労力が大きいのかもしれない。
何より、楽しくないのかもしれない。
やらなきゃいけないと思っているけど、それはやらなくていいことかもしれない。
でもやっている。それの何がそんなに嫌なのか、駄々っ子の話を訊くように自分の心に訊いてみましょう。
そのあらゆる文句をジャッジ、裁いたり批判したりせず、言いたいままに言うように洗い出してみましょう。
きっかけはいつだろう?
②どうして?いつからそう思い始めたのでしょう。
上記の流れから、いつがきっかけだったかを思い出してみましょう。
小学校?中学校?それとも大人になってから?
誰かに何かを言われた?失敗した?
どこに誰がいた?朝昼夜いつだった?
その時自分はどんな気持ちだった?どんな感情だった?
「あの瞬間」があるはずです。
人によってはいくつもあるかも知れません。
一連の出来事の中だったら、これとこれとこれ、というようにシーンを特定してみてください。
悲鳴を味わう
ここまで書いてみて『その時からずっと自分の心が悲鳴をあげていて、めんどくささはそのサインだ』ということに気付けましたか?
ずっと「やりたくない!」と心は言っている。
だけど、何かしらの使命感とか、義務とか、責任とかでやらざるを得ないと思っていて、取り組んできたのかもしれない。
冒頭に書いた、矛盾を許すように自分の心を見ていきましょう。
やりたくないかもしれないけど、やらなきゃいけなかったんだ!
そんなこと言って、自分がいなくなったらどうするんだ!
俺以外にこのことができないかもしれないじゃないか!
逃げられない状況だったんだ!
そういう、心の叫びが、自分の奥にありませんか?
もしそれがあるなら、そこで大事なのは、慰めるでも、褒めるでも、肯定するでもありません。
それは良いことでも悪いことでもありません。
人は頑張ったり無理したりした話を聴くとすぐ褒めたり慰めたりします。
そんなことしたらまたやっちゃうでしょ。
だから、心の叫びが出てきたら、それもただそのままにしておいてください。書いてもらってもいいです。
ただ、とにかく無理してきたんだな……ということがジワジワわかればそれでいいです。
そのことを処理しようとしないでください。
片付けたり、何かに換えようとしたりしないこと。
ただ気付いてください。
こんなに嫌だったんだ…。
こんなに無理していたんだ…。
こんなに自分の心を無視していたんだ…。
ただ、それを味わってください。
そして、充分に味わったら、ちょっとだけやめることを許す余地を作ってあげてみてください。
その辛さは、その生き方をやめていいサインかもしれません。何もしたくないのは、心の悲鳴かもしれない。
完全にやめはしないけど、ちょっとやめていいかもしれない。
自分の心にちょっとした遊びを作っておいてください。
偉大さに気付く
なんでそれをしたかったの?
③実は、そのことをやりたかったんじゃないか?という前提で考えてみる
さて、ここからはまた別の話をしています。
これまでは「なんでやりたくなかったか」「何が嫌だったか」を訊いてきましたが、今度は逆のことを訊いていきます。
人は本当にやりたくないことはやりません。
ですが、やってしまったということは何か理由がある。
その具体的な内訳をみていきましょう。
こちらも書き出してくださいね。
成長したかった?
必要とされたかった?
居場所が欲しかった?
期待に答えたかった?
自分の限界に挑戦したかった?
そこに自分のポジティブな心の叫びが秘められています。
負けたくないとか、逃げたくないとか。
誰かの役に立ちたいとか、見捨てたくないとか。
自分が自分であるための信念があったと思います。
何かしらの「こうしたい!!」がありましたよね。
でも、おそらくそれが叶っていない。
そしてそれを続けている。
それが、辛いんだと思います。
気付いて欲しいのは、やりたかったからやったけど、自分の思うような結果になっていない。そしていつしか手段が目的化してしまって、思考停止して行動が続いている。
ただ頑張ってませんか?
ただやらなきゃいけないって思ってませんか?
目的のない筋トレみたいなことしてませんか?
焦燥に駆られるようにやっているけど、それって誰のために、何のためにやってるのか、覚えてますか?
それがないと、辛いですよ。
立ち返る
④なんでそれをしたかったかの目的に立ち返る
お金のためでしたか?
時間のためでしたか?
心の余裕のため?
安心するため?
家族のためでしたか?
それとも夢の実現?
何のためにやっているのか、考えてみましょう。
どんな風景が欲しかったでしょうか?
お金を得て旅行に行くとか、時間を得てゆっくりするとか。
心の余裕や安心を得て、ぼーっとするとか。
何か、当初の目的がありましたよね。
そこまで頑張った理由が、目的が。
青い海の上で浮かんでいたいとか。
人に囲まれて笑いながら話したいとか。
心許せる友達とお酒を酌み交わしたいとか。
山の奥でひっそりと本を読みたいとか。
何を、したかったですか?
そして、その目的とこれまでの自分の行動や在り方は合致してましたか?
たぶん、してないですよね。
過ちを認める
⑤信念を捨てる
唐突ですね。
でも、ここまで来たらお気付きではないですか?
④、つまり目的のためには③と②は要らなかったんです!ということに。
我々は③+②=④だと思って行動してきましたよね?
だけど、③+②=①なんです!
もうこれからいくら頑張っても同じことをしてしまっては①に必ず行き着くんです!
こんな簡単なこと、気付いてませんでしたよね?
つまり、③も②もただの過ちだったと。
ああ、ただ自分は間違ってたんだなと。
難しいことを考えなくていいので、それはただ④ではなく①を得させるための行動だったんだと気づいてください。
ここで明確に間違っていた、ということに気付けると思います。
馬鹿だなぁって自分のことを軽く笑ってあげて下さい。
良くも悪くもなく、ここまで頑張れた自分、愚直だった自分、ちょっと馬鹿すぎて可愛いかもなって思えたら、それでいいです。
ただ間違えてただけなんだな、と深刻さがなくなったことを感じてください。
許して、認める
⑥これまで③と②の中で得られたことを見る。
ここまで来たら、だいぶ心が軽くなっているでしょう。
そうなったらこちらに取り組んでください。
先ほどは「③+②=①」と言いました。
ですが、ここまでくると他のものが見えてきます。
つまり「③+②=A」のような、これまで見えていた答えとは違う得たものが見えるはずです。
貴方はこの渦中で何を得たか見てみてください。
仕事の能力を得ましたか?
他人からの能力を得ましたか?
かけがえのない友人?出会い?
まったく新しい活躍の場?
これまでの経過の中で、いつしか当たり前だと思っていたけど、得られていたものがありますよね。
それは、失いたくないものではありませんか?
なくなってもいいものはありますか?
きっとないですよね。
つまり貴方は①に苦しんでいて、それが辛くてそればかり目についていたけど、確かに⑥も得ていたのです。
そう思ったら、よく頑張ったなってちょっとだけ自分を認められると思います。
自分への承認と、感謝が薄い自分にちょっとだけ気付けたかも知れません。
大事なものは既に手に入れていることに気付きましたか?
新しく産み出す
行動を変える
➆④を手に入れるための具体的な行動について考える。
最後の章になります。
自分を承認できたとはいえ、これは茨の道でした。
かけがえのないものを手にしたとは言え、ずいぶんな遠回りだったかもしれない。
そう思いませんか?
そうでない人は、そのままでいいです。
もし、ちょっともうこれは重いなと思ったら、生き方を変えるときです。
③+②=①+⑥でした。
これはこれで釣り合いが取れていましたよね?
けど、④は手に入らない。
ということは、これまでとは違う行動をしなければ現実も変わりません。
④を手に入れるための行動は何でしょうか?
独立することですか?
もしくは転職?
今のパートナーと別れること?
人に弱みを見せることですか?
できないことを頼ること?
人にNoときっぱり言うことでしょうか?
それともお金を使うこと?
緊張する場にいくことでしょうか?
どんどん具体的に書いていけるといいですね。
いつ、どこで?
誰に、何を?
明日何ができる?今日は何をする?
人にお礼を言う、みたいな感じじゃなくて、Aさんに今日中に先日ごちそうになったことについてお礼を言う、レベルまで洗い出しましょう。
独立するなら、独立するだけにしない。いつ法人登記するのか?どうやって法人登記するのか?何も知らないならいつ調べるのか?
具体的な行動まで洗い出しましょう。
ちょっと勇気が要ることがわかりますか?
そう、あなたにとって③と②は楽なことだったんです。
④を叶えるための➆には勇気が必要だった。
そのことから無意識に逃げていたのかもしれません。
逃げていたから、①だったのかもしれないんです。
ちょっとの勇気を、毎日出しましょう。
今日から、それに取り組みましょう。
貴方の理想を叶えるには、1%の勇気が必要です。
最初の一歩さえ踏み出せば、貴方は自動的に走り出します。
ぜひ、➆に取り組んで、貴方の今日を、明日を、1年後を、これからの未来を変えていってください。
貴方の人生は貴方が変えられる。
そのことを知ったとき、貴方の心には「何もしたくない」「面倒くさい」がどんどん消えていくでしょう。
そのことを願って。
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