南アフリカ、ヨハネスブルクの空港で一晩過ごしてみた。【旅日記】
てなわけで次の目的地、インドのニューデリーに向かうため、ヨハネスブルクの空港、O・R・タンボ国際空港にいく必要があったのですが...
時間の都合上、空港泊をすることに。
こんだけ治安が悪いのに、果たして大丈夫なのか?
不安でいっぱいだったけど、結論からいうと、私は、大丈夫でした。こうして今、noteをつらつら書けています。
まさかのサプライズ①
3人でホテルからタクシーを使い、空港へ。ドライバーは黒人のおじいちゃん。これがなんと、日本語が喋れるスーパーおじいちゃんだった!ヨハネスブルクで日本語が話せるなんて!超嬉しくてたくさん話した。後部座席の二人は、Tiger-Mってこんなに喋るやつだったんだ...とビックリしたにちがいない。
日本で働いてたことがあって、日本に彼女がいて、何年かに一回日本に行ってたりもして、、、とか。なんか何の話してたか忘れちゃった。でもあの楽しい空間はしっかり覚えてる。会話ってそんなもんだよね。ありがとうおじいちゃん!
ヨハネスブルク空港で夕飯
一人で食べると何でもいいやってなるし、たいして覚えてないことが多い。でもやっぱり、人と食べると覚えてる。
なかなか"取りに来てください"のブザーがならなかったり、コーラが泡吹いたり。空港はとてもきれいで、フードコートもしっかりあって、なんにも困ることはなかったよ。郵便局もあった。
あ、今からいく人は、ぜひ最新の情報を確かめてから行ってね。
ここで、1人とはお別れ。つい数日前に会っただけなのに、別れるのはちゃんと寂しい。いい時間を過ごせたんだな。ありがとう。
寝る場所探し
もう1人も空港泊するとのこと。翌朝、私よりは数時間も先に出発しちゃうんだけどね。たった1人でいるよりは、ずっとずっと心強かった。たぶんとあるレストランのテーブルと椅子だったんだろうけど、ちょっとはじっこで、ちょこん、って感じだったから、ここにしよう、って座った。
空港wifiが数時間使えて、相方はスマホをピコピコしはじめた。疲れたよね、うん。掃除の人が来て、私たちがいるゾーンのテーブルとか床とか掃除し始めたけど、なんにも言われなかった。あ、いいんだ、ここにいて。
恐怖のサプライズ②
そんな感じで2人でおしゃべりしてたら、向こうからガタイのいい男の人たちが3人、やってきた。私と相方は、無言で身構えた。私たちじゃなくて違うところに用事があれ!と願ったけど、どう考えても私たちは袋小路?行き止まりのテーブルにいるから、やっぱりこっちだった。
「何してんのお嬢ちゃんたち」
「あ、、、え、、出発まで、、、時間を、、、つぶして、ます」
「おう、そうなのか、気をつけろよ!」
???
くるりと向きを変えて去っていく男たち。その背中が小さくなっていった。そしてそこでようやく理解した。
えぇぇぇ!ただただ心配してくれたいいお兄ちゃんじゃん!!!!
最初は寿命縮まるほどビビったけど、ただいい人たちだった。人を見た目で判断してしまってごめんなさい。
そんな感じで、朝まで無事に過ごせましたとさ。はぁ、よかった。ありがとうヨハネスブルク。
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