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ホログラムの前で世界が一つになった気がした日。【旅日記】

最近読書にどっぷりハマったTiger-Mです。今までの読書はただ文字を追っていたものだと判明しました。もう、旅日記じゃなくて読書日記書こうかなって思ってます。
それでは今日も旅日記いきます。今日は韓国へ行った時のお話。

MBC見学

「G-DRAGONだ」

ソウル観光の一環としてMBC WORLDというテーマパークに潜入した。

MBC、それは韓国のテレビ局の一つである。どうやらそこが一般客向けにテーマパークたる施設を持っているらしいのだ。

そこには、実際に体を使ってできる体験がたくさんあった。自分がニュースキャスターになった気分で原稿を読んでそれがモニターに映し出される体験、K-POPのアーティストたちと一緒にダンスができるかのようなダンス体験。時代劇で首を切られる刑のシーンの体験。ARやVRなどの技術を使った体験。

全部体験できるくらいの量ではあるが、ここに書くと長くて眠くなってしまいそうなくらいの展示がある。

そのため、このnoteでは紹介を省くので、実際にどんなことができるか気になる方は、ホームページへ。しかし、韓国語サイトです。言語をどこで変えられるのかわからなかった...。もしよければ異国気分を味わいながらサイト内を散策するのもいいかもしれないですね。写真とかで雰囲気はつかめるかと。ちなみに、現地で、入り口にはしっかり日本語版のパンフレットがありました。

衝撃のリアルさ、ホログラムシアター

「え、まって、リアル過ぎない?」

体験の一つに、ホログラムシアターというものがあった。BIGBANGがすぐそこにいるかのように現れて、ライブを楽しめる体験を提供していた。

ホログラム、というものを、人生で体験するのは、これが初めてだったのかもしれない。ものすごく衝撃的だった。

ホログラムがどういう原理なのかいまだにわからないけど、勝手に、STAR WARSに出てくる、R2-D2にディスクを入れるとブオンって小さくなった人が映像で現れてそこにいるかのように話すやつが記憶の中ではホログラムに近いのではないかと思っている。

「うぎゃーーーーーーーーーーー」

一緒に言ったメンバーの、黄色い声が半端なかった。何を歌ってくれたか忘れてしまったけど、あの会場の(ただの小部屋です)熱狂は忘れない。国を超えて韓国語で大合唱するそのさまから、平和な世界を垣間見た気がした。

このホログラムが、非常にリアルなのである。3Dとは言わないのだろうけど3Dのようだし、つまめそうな感じがするし、ちょっとホログラムG-DRAGONがよろめいたら、大丈夫?!ってとっさに思ってしまうくらいである。またあのけだるそうな彼の雰囲気も見事に伝わってくる。

小さい、つまり、5人が、こびと、であることもリアルさがあった。画面から飛び出す、とかやたらでかい、よりもかえってリアルなのである。大きな会場でようやくチケットを入手していざ見に行ったら、それはまるでこびとになったアーティストがステージ上を行ったり来たりしているように見えるであろう。以前、ジャスティンビーバーのライブを観に行った経験があるのだが、もうまさにそんな感じであった。

2曲ぐらい、歌ってくれた気がする。私でもサビは口ずさめるくらいの有名な曲であった気がする。思い出してきた、たしかピタカゲを歌っていたような...。今リンク張るついでにyoutube再生してみた。なんかわからないけど元気出る。久しぶりに聞いたけどいい曲は変わらないね。

五感で感じきる

このMBC WORLD、写真とか撮り放題だったの。なんの制限もなくて、むしろ撮ってって雰囲気があった。

でもね、このホログラムだけは撮影禁止で。

もちろん、アーティストがあまりにもリアルだから、二次利用されたりするのを防止するためだとは思う。

でも、それだけじゃない、って、実際に体験して勝手に思った。

あれは、ぜひ、”体験”してほしいと思うもん。

スマホ構えてる時って、そのほとんどが”体験”してないと思う。”スマホで記録する”ってことは体験しているけど、そのものを”体験”できてないんじゃないかな、やっぱり。たぶんこの話はこれから何度もTiger-Mの旅日記で出てくる話になると思う。旅中に何回も感じたことだから。スマホって、なんなのか?ってことをね。

話がちょっとそれたけど、あれは、録画や写真で後で繰り返して何度も見て楽しむものではない。その場に居合わせて一緒に観た人との一体感や盛り上がりや臨場感を1度だけ味わって楽しむものだよ。

まあ、楽しみ方は人それぞれだけどね。

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