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社労士試験に一発合格。ガクユキの戦略的な勉強法を公開。

人事業務を行う上で役立つ資格は数多くあります。

なかでも国家資格である社労士は最も重宝され、人事としての箔がつき、独立開業も視野に入るなど多くのメリットをもたらしてくれます。

ただし、社労士試験は難易度が高く、年1回しかないため、合格するには戦略的に勉強法を考え、取り組む必要があります。

ガクユキは約1年間かけて試行錯誤しながら勉強をし、2012年の社労士試験に一発合格しました。

当時は何が正しい勉強法なのか分からなかったので、ありとあらゆる勉強法を試してみました。

今、振り返ってみると効果的だった勉強法は現在の社労士試験にも十分活用できる内容が多いです。

そこで現在、社労士試験の勉強法に悩んでいる方、これから社労士の勉強を始めようか考えている方の参考になればと思い、社労士試験に一発合格したガクユキの戦略的勉強法をまとめてみました。

社労士試験は合格ぎりぎりの点数を目指せ

社労士試験のゴールはあくまで合格です。高得点を取得することではありません。

合格するためには択一式試験と選択式試験ともに一定基準の点数を獲得する必要があります。

満点に近い点数を獲得したとしても一つでも基準を下回れば不合格です。一方で不正解が多くても択一式試験と選択式試験ともに一定基準の点数を獲得していれば合格します。

社労士試験の特徴を踏まえ、社労士試験に一発合格するためにガクユキは合格基準ギリギリを狙う戦略を設定しました。

この戦略を持つことにより、社労士試験前の公開模試で点数が散々だった場合も、社労士試験当日に合格基準の点数を獲得すればいいと考えるようになり、落ち着いて勉強に取り組むことができました。

実際にガクユキが社労士試験に合格した時の点数は以下の通りでした。

<択一式試験>※合格基準は46点以上
47点/70点

<選択式試験>※合格基準は26点以上
労働基準法・安全衛生法 3問
労災保険法 5問
雇用保険法 5問
労働一般常識 3問
社保一般常識 3問
健康保険法 3問
国民年金法 3問
厚生年金保険法 2問

勉強ノートを毎日書くこと

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その日の勉強内容や時間、本試験までの残日数、課題など感じたことを勉強ノートに書き、振り返っていました。

勉強ノートを書くことにより、現時点の自身の弱点が可視化されますので翌日の勉強に反映させ、また翌日に課題が見つかりますので、次の日の勉強に反映するなどPDCAサイクルを確実に回しました。

そして、社労士試験当日には勉強ノートが3冊になりました。

毎日勉強してきた積み重ねが目に見える形で残っているので、勉強ノートを見ることにより自信を持って社労士試験本番に挑むことが出来ました。

記憶力維持の勉強法

社労士試験に一発合格するには膨大な数の内容を覚えなければならないので記憶力を維持することが重要です。

どうすれば記憶力を維持できるのか考え、一日に全ての科目の問題を解けるように工夫しました。

それは択一問題では各科目の問題Aだけを解く、問題Bだけを解くという勉強法です。

例えば労働基準法の問題10問(1問A~Eのため5×10問=50問)を解くのと労働基準法から一般常識までの7つの科目のA問だけ(1科目A問は10問のため10×7科目=70問)解いていく時間はほぼ同じですが後者の勉強法は全ての科目が解けます。

1日目はA問、2日目はB問、3日目はC問を解くことにより特定の科目に偏ることなく毎日、全科目の問題に出会うことが可能となります。

この勉強法を徹底することにより忘却を防ぐことができました。

時間の有効活用

本試験日の直前1週間は有給休暇を取得して、暗記中心の勉強を実施しました。

最後の追い込みです。

全科目のテキストを読み込み、少しでも不安な箇所は声に出したり、書いたりして強引にでも記憶に残すこと。本試験日に記憶が残っていればいいので多少、強引な勉強法ですがかなり効果的でした。

また、通勤中などの隙間時間に択一問題を一問目から順番に解いていくと最後まで解ききれず中途半端になることが多々ありました。

そこでガクユキは奇数の問題だけ、または偶数の問題だけ解くようにしました。

これにより問題数は半分ですがその分時間も半分になり、一通りの問題が解けますので効率よく学習することができます。

付箋を使用した勉強法

模試の問題や過去問で間違った箇所には付箋を貼り目印としました。

付箋が貼られた問題を解き直し、確実に答えられること、またバツ問題はなぜバツなのか本来ならばどんな答えが入るのかまで答えられた場合に付箋を剥がすなど独自のルールを設けて徹底的に覚えました。

すべての付箋が剥がれていないと分からない問題が残ったまま社労士試験に挑むことになります。社労士試験当日までにすべての付箋が剥がれるように徹底して理解を深めていきました。

その結果、本試験前日には付箋は全て剥がれ、社労士試験に自信をもって向かうことができました。

社労士の資格学校TACに通う理由

社労士試験の勉強法を教えてくれる資格学校は多くあります。その中でガクユキがTACを選んだ理由や社労士試験に一発合格できた勉強法をご紹介します。

社労士試験の勉強方法の方向性を教えてくれる

社労士試験の範囲は膨大なため、どこから手を付けていいか勉強法に迷います。

そんな時に頼りになるのが資格学校です。

資格学校は試験に合格するためのノウハウを豊富に持っているため、社労士試験に一発合格するための勉強法や教材を提供してくれます。

当時、ガクユキはTACに通学していました。TACには社労士試験の勉強が初めての方を対象に、無理なく着実に合格レベルに到達できるコースがありました。

このコースの良かった点は、社労士試験ではどのような科目を勉強するのか、各科目のポイントを講義で確認できるため全体像を把握し、スムーズに勉強に取り組むことが出来ました。

また、勉強するにあたっての心構えを教えてもらえたのでガクユキのように社労士試験の勉強が初めての方でも安心してスタートすることができました。

社労士講座の担当講師の選び方

社労士講座の担当講師の選び方によって社労士試験の合格率が大きく変わってきます。

良い講師を選ぶ目安は教室が満員になるほど生徒が集まる講師です。また、Web講義も兼務して担当している講師は評価が高い傾向がありました。

ガクユキが受講したクラスの講師はいつも教室が満席になる人気講師でした。

その講師の講義は分かりやすく、毎回、全力投球の熱い授業に影響を受け、常にモチベーションを高く保ちながら勉強することができました。担当講師に恵まれたことが社労士試験に一発合格できた大きな要因でした。

自習室の活用

TACは自習室を使用できるので毎日に通っていました。

朝6時30分から自習室が開放されていたので平日は仕事前に2時間ほど、仕事帰りは1時間半ほど、休日は朝から晩までずっと自習室で勉強をしていました。あの頃はTACにいる時間が一番長かったかもしれません。

自習室のメリットは周りに社労士や他資格の勉強をしている仲間がいるので、自分も負けてられないとモチベーションを高く保てることです。

ガクユキの性格上、自宅での学習は誘惑に負けてしまう可能性があったので、ほぼ自習室で勉強をしていました。

勉強仲間との出会い

資格学校では同じ目標を持った勉強仲間と知り合いました。初めて勉強をするガクユキにも親切に試験の解き方などの勉強法を教えてくださり、大変心強かったです。

また、お互いに試験問題を出し合う勉強法は記憶に残りやすく、効果的でした。

内容を理解していなければ相手に伝えることが出来ません。人と話した内容はテキストを読んで覚えるよりはるかに記憶に残ります。

もし独学で社労士試験を勉強していたら勉強ばかりの毎日に嫌気がさし、早々にリタイアしていたかもしれません。

ガクユキ的まとめ

社労士試験は覚えることが非常に多く、苦しい時期も経験します。

ただどうすれば試験に合格できるか戦略的に勉強法を考え、日々の積み重ねを意識してください。

悔いのないくらいしっかりと勉強すれば社労士試験の一発合格は必ず見えてきます。そして最後まで絶対に諦めず自分を信じてください。

最後に一人でも多くの方が社労士試験に一発合格し、社労士として活躍され、今後の社労士の存在価値向上に繋がれば幸いです。

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