女子サッカーは進化している。
前書き
お久しぶりです。tigerです。
すっかりnote投稿もご無沙汰になってしまいましたが、2023年の年初め、久々に皆様にシェアできたらいいな!という体験がありましたのでね、レポートをお届けしたいと思います。
西が丘+女子サッカーに持っていた先入観
今回行ってきた試合は、先日9日(祝)に行われました日テレ東京ヴェルディベレーザのホームゲーム。マイナビ仙台レディース戦です。
同日に開催された高校選手権決勝(国立)という選択肢もありましたが、今回は去年から参加させてもらっているTwitterのサポーターグループ「ヴェルサポの集い」のメンバーが複数名行くとなり、せっかくならワイワイ話しながら見たいと、私にしては珍しい感情でこちらに向かうことになりました。
ただね、今だからの話ですけど、実を言うとそこまで大きな期待はしていませんでした笑
確かに西が丘、いいスタジアムですよ。観客と選手の距離が近く選手がめちゃくちゃ身近に感じられて熱い応援ができる、全国たくさんの立派なスタジアムがありますけど、その中でもトップクラスに好きなスタジアムです。
しかし、しかしですよ。それはあくまで試合そのものにフォーカスした場合。それ以外のスタグルとかグッズとか全然楽しめないイメージがあったんですね。
いやね、もちろんサポーター、応援をしにきている立場としては、試合が1番、さらには勝ってくれることが1番です。でもね、数年スタジアムに足を運ぶ中で、試合以外のことも求めたくなってきてしまってまして。具体的にはスタグル、グッズとかです。
西が丘はスタジアムとしては素晴らしいところだけれど、キャパも少ないしフードもそんな充実はしていない…そんなイメージでした。
スペースの有効活用
ところがね、実際来てみてこれが大きな誤解だったことがわかりました。
写真撮り忘れで少なくて申し訳ないんですが、ゴール裏とバックB席のあたりにヴェルディでいうファミリーパーク的なものができておりまして、キッチンカーが4台にグッズ売店が二つ。
それに加えてヴェルディ君のふわふわと、親会社ゼビオさんの椅子が休憩スペースとして設けられている。本当に充実しているのです。
それでいて、狭いスペースにそれらをぎゅうぎゅう詰めにしているような、狭苦しさは全くない。
こじんまりとしていた印象があった味フィ西には、実はこんなに広いスペースが存在していて、それを有効活用すればこれだけの魅了的な空間を作ることが出来るということ。クラブのブランディングの成果と言えるでしょう。
この日のチョイスはヴェルディでも度々世話になっている「mahana」のカレー。連れを待ってスタジアム内で食べるつもりが空腹に耐え切れず到着前にベンチで完食。いやあ、本当にこのカレーは美味しいです。オーダーは坦々ポークのあいがけ温玉載せのフルコース。
予想以上にスパイシーだったので、別店舗で思わず甘いものも。こちらは初めてお見かけしたたい焼きパフェ。中身がぎっしり詰まったたい焼き(あんこかカスタードか選べます)にパフェクリームを載せている代物。
仲間と合流し、そしてせっかくだからとグッズ売り場に行き、1000円くじにも挑戦…。と、二等のグリーン賞をまさか獲得。こういう引きの強さには自信がある私。複数ある中から岩清水選手のサイン入り絵馬をいただきました。
ゴール裏がもっと盛り上がって欲しい
はてさて、そうこうしている間にキックオフ。この日はバックBからスタート。三連休の最終日ということもあってか、ほぼ満席状態。
序盤から圧倒的にボールを支配し、攻め込むベレーザ。しかしマイナビも必死の守備でゴールを割らせない。前半途中にPKを獲得するも、これも止められてしまう。
そして一緒に来ていた方から、リストバンドをもらってきたので後半からはゴール裏で応援しようという提案が。最初はのんびり見ようとか腑抜けたこと思ってた私ですが、ゴール裏に来たらそんなこと言ってられません。全力応援モードにチェンジです。
オフモードもなんのその、チャントもほとんど聞いたことあるものだったので、力の限り全力で声を張り上げましたが、残念ながらお互いゴールは最後まで割れず、スコアレスで決着。
終了後には元ベレーザのマイナビの2人が挨拶に。また、男子の試合では見られないお互いのチーム名をコールする「エール交換」もありました。プロ野球で今もやってるのかな?
ただ、バックBから見た時の印象や中に入ってみて、もう少しゴール裏の人数が増えて、応援の熱量が上がったらいいなと思いました。
いつものコルリの方が不在だったようで、代わりにリードを務めた団体のお姉さん、すごく頑張られていて胸を打たれましたね。
かつては三冠を達成するなど女子において絶対女王として君臨していた時代もあったベレーザですが、WEリーグ開幕後はまだタイトルを取れていません。
以前よりライバルであった浦和レディースやINACに加え、広島や大宮のレディースなど新興勢力の台頭もあり、なかなか勝利を積み重ねられない状況が続いています。
しかし、クラブのブランディング的な部分、女子サッカーを盛り上げていきたい、新規顧客をどんどん取り込みたいというアクションは現実のものとして着実に行われていると実感できました。
どちらかといえば「食わず嫌い」で今までは足取りが重かったベレーザの試合も、これから頻繁にいってみようかな、そして熱い応援でゴール裏を動かし、応援する人を増やしていけたらいいなと、一般サポが偉そうですが、思った一日でありました。
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