私がコンサルティング会社で学んだこと

2022-0822-0826の学び

①CPU Ver.2.0へ

今週は「あ、この作業はこのままの自分脳みそでは終了しない」と思った瞬間、またクライアントより「パフォーマンス品質への懸念」を向けられたことで「脳みそがアップデートされた」瞬間があった。形容詞しがたいが現状維持の延長線上に「限界」を感じ、別の結果を求めるために脳が「ぎゅいん」と唸ったような感覚である。今までのVer1.0からVer2.0へ変化した。コンサルタントの人々は皆、動き(身体的思考的)が速い。それは、地頭がいいとかそういった類の理由もあるけれど、単純に難解かつ大量のタスクを期日までに納品する、という至極難題に対して脳みそのCPUをアップデートする必要があり、それゆえの「動きの速さ」なのだと実感した。その意味で、動きの速さは修羅場の経験数、緊張感の大きさと比例するものかもしれない。

②チャンスはチャンスを望んている人にしか見えない

今自分がいるpjは成長の機会が多い非常に恵まれた環境だと気がついた。以前までは奔走する中で、チャンスに気がつかなかった。クライアントからきつい言葉をもらった時「もっと、頑張りたい。新卒でもなんでも、バリュー出したい。上司と同じように、パフォーマンスしたい」と衝撃的な欲求にかられた。その際初めて、「あ、このpjってめちゃくちゃ成長機会あるじゃん」と見方が一変した。「チャンスは、チャンスを待ち望む人にしか、見ることができない」のである。

③「仕事ができる」ことは「結果を残す」ことである

上司とどれだけ友好関係を築けたとしても、結果を残していなければ評価は「成果なし」である。好かれることと結果を残せることを切り離し、自己評価にシビアになり一種「冷徹」になる必要がる。つまり、①友好関係を築くは②結果(成果)を残すことの必要条件であるが、十分条件ではない。あくまでも、②結果を残すことのサプリメント作業であることを忘れてはならない。

感情が行動を突き動かす(おまけ)

上司の速度についていきたい。上司のように、なりたい。おおらかで謙虚な人間性のうしろに、強靭なスピードと圧倒的なテクニカル知識を持つコンサルタント。事実を正確にとらえ、ロジカルな会話をし信頼を得る。誰よりも早く業務を開始し、誰よりも遅く業務を終了する。体力に難しい局面を迎えても決して誰にも見せない。

あの人のようになりたい。ふわふわした口頭での作業依頼を、口語の速度と同等の速度でエクセルを動かし、綺麗な表を作成し、アウトプットイメージの理解が上司と同等速度で進んでいく。それであればこれも必要ではないかと提案もできる。理解が、思考が、手が、全てが上司の同じ速度で進む。そんな人になりたい。人柄(どのような人か)と行動(何をどのように動かし、何をどの程度知っていて、それをどのように使えるか)はまた別である。

この狂人的スピードと高いレベル感に、ついていきたい。あぁ、はやく、同じ土俵にたちたい。こがれる。

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