2024年6月4日　ひとぢから

　久々に日記を書きます。単純に何書いていいかわからなかった。
　仕事をして寝て、気になったものをAmazonで購入する。そういう毎日を送っている。

　マイナンバーカードがiPhoneにも搭載可能になりました、という記事を見て、そういえばマイナンバーカードの申請をしていなかったなと思い出した。保険証がマイナンバーカードに代替されるタイミングからして半年しかない。ちゃんと社会に追従しないといけないと思ったので、適当に家の中で写真を取って交付申請をした。照明のせいで明らかに半身だけが暗くなっているし、一日仕事をしたあとのへろへろの顔で申請をしたのだが、すんなりと通ってしまった。毎日の私を証明する書面としては、それくらいの顔がちょうどいいのかもしれないけれど、もう少しなんか、手心というか。
今の今まで申請をしていなかった理由はそんなにない。特に困っていなかったし。私が大学生の頃にはここまでマイナンバーカードに機能がモリモリに搭載されるということも聞かなかった（想定はあったのかもしれないが市井の民には降りていなかった）し、身分証明書のために運転免許証を取得してそれを活用して暮らせてしまい、会社の保険証をマイナンバーカードに変えちゃうよ、と言われない限りまあ大丈夫っすか……と思っていた。多分本当に大丈夫だしね。

　申請者の割合が９割近くというから、どれだけ社会に追従できていないかが浮き彫りになった。多分殆どの人がマイナンバーカードへの登録で金銭的な得があった時期（それももう２年前くらいなのでは……？）に申請をして、２万円ほど利益を計上したに違いない。
　てことは社会に生きる９割の人からして、２万円ほど損をしているということか、それは単純に良くないな。しょんぼりかも。

　社会に出てから感じるのは、トレンド（流行という意味ではなく、社会人がやっている当たり前の行為）に乗って行動をするのが大切だなってこと。多分そのうち、国主導で資産形成についての施策が打たれ（もう打たれてるんだけどね、新NISAとか追加の緩和とか）て、もっと金銭的に損をすることになるんだろうな。金銭的な損はまあいいんだけど、社会に取り残されることは気をつけないといけない。社会人、なんだから社会の中で生きる人でないといけないな。

というか国民全体に実施してね〜と呼びかけている施策についていくのは社会人でもないのか。国民力。国民力って思想強そうなので、ひとぢからって呼びます。思想の強いお米みたいだな。

養っていかないと、世界においていかれちまいますわな。