トイレトレーニング
外出自粛で家にいる時間が増えている人も多いのではないでしょうか?
家にいる今だからこそ!出来るしつけがあります。
「トイレトレーニング」
レッスン中に、目の前でしそうなタイミングがあれば実際に対応しますが、トイレの回数が少ない子ほど、レッスンの時間に丁度やってくれるなんてありません。
トイレトレーニングは基本的に誘導の仕方、失敗の予防の仕方など、やり方を教えてやってもらうという形がほとんどです。
せっかくなので、トイレトレーニングの基本を教えてしまいます。
困っている方はぜひ参考にしてみてください^^
犬のトイレの認識
犬はそもそも、排泄する場所は特に決めません。
人が教える事で、一カ所にする習慣が付きます。
教えてないけど一カ所でやっているよ。という子は、その場所が排泄場所として気に入っているか、それ以外の場所がしにくい環境だったのでしょう。
あるいは、ブリーダーさんやペットショップなどで習慣がついたのだと思います。
トイレトレーニングの基礎
・失敗しない環境づくり!
犬にとっては、排泄できればそこが「トイレ」です。繰り返しすればするほど、「ここは排泄して良い所」と学習していきます。
いかに失敗させずに、覚えさせたい所で排泄させるかがとても重要です。
・トイレで排泄が出来た時にしっかり褒める事!
「褒める」のは、犬が嬉しくなる事ならなんでもOKです。
よくある褒め方は、フードやおやつ。おもちゃで遊んであげたり、撫でられるのが好きなら撫でてあげてもいいでしょう。「良い子」など声掛けも忘れずに。
ポイントは、排泄をした直後(遅くても3秒以内)に褒めてあげる事です。
時間が空くと、何を褒められたのかわからなくなります。
また、「トイレで排泄した時にしか出てこないご褒美」があると、より印象が強くなり、トイレに戻ろうとする意識ができやすくなります。
・犬から目を離さない!
犬の様子を見ていなければ、失敗を予防することも、成功を褒めることも出来ません。
もし見ていられなければ、ケージに入れるなど、行動を制限しましょう。
ケージの中ならトイレに出来るという子は多いです。褒めそこなったとしても、トイレに出来ていれば問題ありません。自由にさせて失敗するより何倍も良いです。
トイレトレーニングの流れ
トイレを覚えるまでは、基本はケージ、遊んだり様子をみてあげられるときはケージから出す(フリー)、としておくと失敗を防ぎやすいです。
また、トイレはトレーだけポンと置いておくと、そこに誘導するのが難しいです。ケージ内に設置したトイレに連れていくと、扉を閉めて排泄をするまで待てるので、教えやすいです。
※トイレへ連れていくときは、抱っこでかまいません。
・トイレ休憩を作る
特に子犬は、遊んでいる時などはトイレの事を忘れて限界まで遊ぶので、トイレしそうな素振りをしたころにはもう手遅れ。トイレに連れていく前にその場でしているでしょう。。。
成犬も、トイレの素振りが分かりにくい、急にするという子はわりといます。
そこで、トイレの素振りがなくても、「トイレ休憩」の時間を作り、トイレへ連れていきます。
排泄をしたら、褒めながら出してあげます。
・トイレの記録を取る
排泄の間隔は、犬によって違います。
排泄をした時間を記録に取り、それをもとに、15分、30分、1時間、2時間…など、トイレに連れていく間隔を決めます。
・排泄をしやすいタイミング
・寝起き
・運動後(遊び、散歩)
・食事後、水飲み後
上の3点は、排泄しやすいタイミングです。
これらのタイミングは、排泄の間隔とともに、特に気を付けて犬の様子を見ましょう。
<トイレ休憩で排泄をしなかったら>
トイレ休憩に連れて行っても、しない時はしません。
5~10分も入れてしなければ、一旦ケージから出し、遊んであげましょう。
先の通り、運動後は排泄をしやすいです。意図的に運動をさせて、もう一度ケージに入れるを何度か繰り返せば、いずれはしてくれます。
※注意※ この時、ケージから出して放っておくと、その辺でします。よくある失敗です。排泄するまでは、絶っっ対に目を離さないでください。
人に時間がなければ、残念ですがそのままケージでお昼寝してもらいましょう。
まとめ
・犬から目を離さない
・トイレ休憩を作り、トイレでの排泄を促す
・繰り返しトイレで排泄させることで、トイレでする習慣をつける
今回のお話は、トイレトレーニングの基礎です。
「トイレ」を覚えさせる一番最初の段階です。
犬が勝手にトイレにするのを待つのではなく、犬がトイレで出来るように人が管理するというのがとても重要です。
お気づきの方もいるかと思いますが、これだけでは、「自分からトイレに戻る」という所まで覚える子は少ないです。
次は、「自分でトイレに戻る」ために何をしたらいいかをお話しようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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