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ALTRAのシューズで自然な走りを取り戻せ

踵から着地する走り方はヒト本来の走り方ではないことをご存知だろうか?
試しに裸足で走ってみてほしい。踵で着地していないはずだ。
この走り方はクッションがあるシューズなくしては成立しない。
しかし、ヒトはもともと靴を履いていたか?

否。

そう、太古の昔からヒトは靴なしで走っていたのだ。
ヒトの足は靴がなくても走れるようにできているし、ヒトは地球で長距離を走ることが最も得意な動物である。

このことを教えてくれたのは昨年始めに読んだ”Born to Run”という本だった。
その本によると、ランニングシューズを履くことによってケガが減るという研究結果は「一つも」ない。一つもだ。

なぜか。

クッションがあるシューズを履くことにより、ヒト本来の走り方ができなくなっているからだという。クッションが衝撃を吸収してくれるがゆえに足に衝撃を与える走り方(踵着地)になってしまうのだ。
ヒトの足には衝撃を吸収してくれる機能がちゃんとあるというのに。

つまり、靴を履かずに走ればヒトの足本来の機能が使えて、ケガもしない。

理論上はそうなる。しかし、いきなり裸足で走り出すのは危険だ。
今となってはコンクリートやアスファルトの路面が大部分を占め、土や芝生のような柔らかい地面は少ない。裸足で小石やガラスの破片を踏むのもコワイ。

いきなりランニング用のサンダルであるワラーチや裸足に近い履き心地のベアフットシューズを使うのもオススメしない。
長い間靴の中で過ごしてきたあなたの足の筋肉は衰え、自然な走りができないようになっているからだ。
踵着地では使わない筋肉を鍛える必要がある。

そこでまずはクッションのついたゼロドロップシューズ(つまりALTRAのシューズ)で踵着地をやめて足の裏全体で着地する走り方(ミッドフット走法)に挑戦してみるのがいいだろう。
ゼロドロップというのは地面から見たつま先と踵の距離がそれぞれ1:1という意味(=つま先と踵の高低差が0)。
普通のシューズはそれが1:2であり、踵が上がっている。
靴を履くとかかとが上がることを体は無意識のうちに学習しており、初めてゼロドロップシューズを履くと頭が後ろに傾いているような感覚になる。
しかし、これこそが裸足の時と同じ姿勢になっている証拠だ。

もう一つ、他のシューズにはない特徴がある。
普通のシューズはつま先部分が狭くなっているのに対して、ALRTAのシューズはつま先部分が広くなっており、着地したとき自然に足の指が広がる。
それによって裸足と同じ自然な安定感が得られる。足の指が広がることによって足が持つ衝撃吸収能力も最大限に発揮できる。

前述の通り、踵着地しない走り方をするには今まで使ってこなかった筋肉が必要になる。従ってフォーム変更する際は痛みがないか気をつけながらゆっくり距離を伸ばしていこう。詳しくはALTRAシューズを買うとついてくるブックレットを読め。

ミッドフット走法に移行してから変わったことも一応紹介
・長距離を走っても膝が痛くなくなった
・フルマラソンで足がつりにくくなった→走る効率がよくなった?
・シンスプリントを再発しなくなった
・走るフォームがコンパクトになった

ALRTAのシューズは割といい値段するけど、その価値は十分にある。
ケガをして今の走り方に疑問を持ったあなた、いきなりワラーチで走って挫折したあなた(私もです)、騙されたと思って"Born to Run"とALTRAのシューズを買って、

Run natural!!!

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