おもいこみが めぐみのこころを しばりつける。めぐみは のろわれてしまった。
現代のドラクエにも呪いのアイテムってあるんでしょうか。
こんにちは、ファーストドラクエはSFC版III、めぐみティコです。
わたしにはどうしてもときたい呪いがあるのです。
そう……
ハイブランドのブティックに入れない
という呪いです。
なんで！
デパコスのカウンターはDiorだろうがCHANELだろうがGUERLAINだろうが、用事があればごめんくださいって言えるのに！
知っています。所詮小売店だと。UNIQLOより0が2~4個ほど多いだけの小売店だと。
扱うもののゼロが多いだけで、基本的にはUNIQLOやrussetと同じ服屋・鞄屋だと。
外商とかラウンジとかではないのですから、基本的には誰でもウェルカムなはずなのです。ウェルカムじゃないのなら、百貨店の誰でも入れるところに店なんて構えないと。
だから、これはわたしの心の問題。自分で勝手に「めぐみには行く資格ないよ」と呪いをかけているだけなのです。
何故こんなにハイブランドのブティックに入りたいかと言いますと、ひとえにわたしの可愛い可愛い万年筆様たちにふさわしいペンケースを買って差し上げたいがため。
このヴィトンのペンケースは、カラフルでポップでありつつ、老舗万年筆ブランドとしての気品があるわたしのペンによく似合うのではないかと思います。
わたしでも買えるお値段です。
そしてオンラインブティックで大丸札幌店に在庫があることも確認済みなのですが
いかんせん呪いのせいで店内に入ることができん＼(^o^)／
今日も店の前の通路を、靴を物色するフリして横目に見ながら通ってきた。
オンラインブティックでも買えるんです。
ポチッとすれば手に入る未来は約束されます。
でも、せっかくならあのハイソサエティな空間で、「ペンケース見せて下さらない？」って言ってみたい。
あのオレンジ色に青い持ち手のショッパーを持って歩いてみたい(推しの概念と同じ配色ですありがとう買い物したことないけど良い店に違いない)
大丸のポイントも付けたい(庶民の発想)
こんなにもワクワクするというのに……なんてひどい呪いなんだ……
なので、これより呪いを解き、店内に潜入するための作戦会議を開始する。前フリが長い。
LOUIS VUITTON大丸札幌店潜入大作戦
①そもそも呪いの原因は何か
先祖代々地方中小企業サラリーマンor地方公務員という庶民の家に生まれ育ち、両親にも祖父母にもおじおばにもハイブランドを所持している者が不在である。
故にハイブランドに対する免疫がない。
店内でどのように振舞ったら良いのかも、見当がつかない。
店舗入口に張られたあの「立ち入り禁止」を彷彿とさせるあいつは一体なんなのか。
大丸1階と2階の店舗にはあらかたあいつがいる。
その傍らに立つスーツのお兄さんにわたしごときが話しかけても良いのだろうか。
②潜入を阻むものは何か
大きく分けて3つある。
一、立ち入り禁止を彷彿とさせるあいつ
二、その傍らに佇むお兄さん
三、わたしの卑屈な思い込み
一と二があるために、どうにも「ウェルカム」な雰囲気を感じにくいのは事実である。
しかし、今日、店内をウロウロしていた子どもがいたが、彼らでさえ突破できるレベルの障壁であり、実際の防御性能・攻撃性能はさほど高くはないはずだ。
潜入を阻んでいるのは明らかに三なのである。
③いかにして呪いを振りまく卑屈な思い込みを手懐けるか
これはもう、単刀直入に「ペンケースが欲しい」ということを、入口のお兄さんに伝えるしかないと思われる。
一見さんお断りという話は聞いたことがないので、立ち入り禁止を彷彿とさせるあいつも、あのお兄さんも、店内の客の人数をある程度コントロールするための措置なのだろう。
ハイブランドのブティックで、客が殺到してスーパー玉出のようになっても困る……困る……よね……？ ああいうお店って雰囲気大事よね……？
わたしには目的がありますよ、買う意思がありますよということをできるだけにこやかに伝えれば、むげにされることはないはずだ。大丸だし。百貨店だし。
具体的戦略:
以上の分析から、
・必要以上にビビらない
・相手もわたしと同じく被雇用者であると常に意識する
・「ハイブランドで買い物するの初めてだから、無作法なところがあったらごめんなさい」ということを伝えておき、防御力を高めておく。攻撃力はいらない。専守防衛に徹するのみ。
という作戦が有効であると思われる。
ペンケースを買うだけなのだ、何をビビることがあろうか。
未来のわたしの健闘を祈る。
人生初のハイブランドブティック潜入、果たして成功なるか？！
また進捗があったらnoteに書きたいと思います。
お店に入るってことができたら、ノートも買ってみたいなぁ。
最後までお読み下さりありがとうございました。
参加してます。11日め。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？