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詩・言の葉・小説

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詩や言葉の投稿を掲載していきます。 小説もここに掲載していきます。
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#創作大賞2024

【連載小説】俺様人生 vol.9「葛藤」

一週間経ち、俺は退院した。 アスカはホントに毎日通って来てくれた。 たまにハニタンちに帰…

ちびひめ
2日前
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【連載小説】俺様人生 vol.8「彼女」

翌日は母親が入院手続きなどをしにきてくれた。 うちに帰って着替えなどを持ってきてくれた。…

ちびひめ
3日前
20

【連載小説】俺様人生 vol.7「痛み」

それからもアスカは、理由をつけては泊まりに来た。 ハニタンの家に行ってから俺の家に来たり…

ちびひめ
4日前
12

【連載小説】俺様人生 vol.6「冷やし中華」

軽い苛立ちを抑えながら、俺はとりあえずリモコンをいじる。 だが、一人で歌うのもなんなので…

ちびひめ
5日前
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【連載小説】俺様人生 vol.5「DT」

ぐっすり寝て起きた土曜日。 目が覚めるとアスカが隣にいて、ビクッとする俺。 そうだった、…

ちびひめ
6日前
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【連載小説】俺様人生 vol.4「お泊り」

二回目はすぐにやってきた。 アスカがブログのテンプレートを変えたいと言ってきたんだ。 ブ…

ちびひめ
8日前
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【連載小説】俺様人生 vol.3「メロディと煙の狭間で」

「悪い悪い、遅れてごめんねー」 来たのは細身で可愛らしい女の子だった。 俺の心臓がMAXで早鐘をうつ。 なんだってこんな可愛い女の子があんなブログを書いているんだ? 小一時間ほど問い詰めたい。 「あ…いえ、俺もさっき来たところです」 と嘘をついた。 思わずそう言っちゃったんだ、他意はない。 彼女はニコッと笑うと、 「今日会っていきなりメイド喫茶っていうのもなんだし、カラオケにでも行こっか?」 と言う。 なんと優しい気遣いの持ち主なんだ!俺は感動した。

【連載小説】俺様人生 vol.2「オフ会」

https://note.com/tibihime/n/nd70e271b21ca 俺は車を手に入れた。 と言っても親が買ってく…

ちびひめ
10日前
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【詩】幸せの香り

珈琲のいい香りがする きみの淹れてくれる珈琲 幸せの味がする きみの味がする 温かい味が…

ちびひめ
11日前
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【連載小説】透明な彼女 vol.20「エピローグ」【完結】

ユイが消えてから、俺は相変わらず絵を描いている。 ユイのおかげで多彩なタッチで描けるよう…

ちびひめ
12日前
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【連載小説】透明な彼女 vol.19「ユイ」

海からの帰り道、疲れたのか珍しくユイが眠ってしまう。 今まで幽霊になってから寝ている姿を…

ちびひめ
13日前
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【連載小説】透明な彼女 vol.18「海」

翌日からは絵を描くことに専念する。 ユイが少しずつ大きなカンバスに色をのせていく。 俺は…

ちびひめ
2週間前
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【連載小説】透明な彼女 vol.17「ユイとの時間」

筆を休めたまま今度はゴールデンウィークに突入する。 筆休めと言っても、生活するための絵は…

ちびひめ
2週間前
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【連載小説】透明な彼女 vol.16「思い出作り」

たまには筆を休めて、と、久しぶりに水族館へ行く。 受付で大人一名、と言うと、少し手間取ってお釣りが返ってきた。 ユイがクスクスと笑う。 大人一名だけというのはあまりないんだろう。 俺は記念にと、どこかしこでユイの写真を撮りまくった。 「そんなに撮ってどうするの?」 と聞かれたが、 「思い出作りだよ」 と言った。 確かに思い出作りだ。 俺のための。 写ってるのは一枚もないけど、それでも満足だ。 中央の巨大水槽では相変わらずジンベイザメがコバンザメを引き連