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プロ野球選手より大きな目標

家ついて行ってイイですか?
を見ていたら、野球選手をあきらめ、大学を中退して就職し、家庭を構えて4人子供をもうけて暮らしている甲子園に行った元高校球児が出ていた。
彼は、インタビュアーに「将来の夢はなんですか?」と聞かれ、
「今は家族で楽しく暮らすことですね。それが一番です。」
と答えていた。

若いころにこれ見てたら、正直、「やっぱ、おっさんになると夢とかなくなって、平凡に小さくまとまるのか、つまらんなー」と思っていたに違いない。

でも、自分でも子供を持ったおっさんになった今、この人の気持ちわかるし、決して小さな目標ではないとおもった。
そもそも、この方が将来にわたって「家族で楽しく生きる」というのは、
1.家族6人で教育・生活水準が極端に悪化しない経済状態を維持する
2.家族6人が、事故・病気などなく健康で元気に過ごす
3.家族6人の関係が破綻しない
という条件が必要で、簡単なことではなく、結構チャレンジングなことなのよね。

いわゆる「立派なキャリア」を歩んでるように見えても、上の3つを達成するのが容易とは限らない。

やりがいという意味でも、子供の成長は、自分の成長以上にあると思うし、幸せの重要な基盤の一つが家族にあることは間違いない。

プロ野球選手になるのも立派な目標だけど、家族で楽しく暮らすというのも地味なようで劣らず立派な目標だと理解したのはやっぱおっさんになったからだろうなぁ。

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