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海外への挑戦を全力サポート。世界を舞台に活躍する0→1のスペシャリストにしかできない支援 【支援事業者インタビュー#2 moreTOKYO】

TIB STUDIO事務局がお届けする支援事業者インタビューシリーズの第二弾。TIB STUDIOに参画する16社のスタートアップスタジオ事業者を紹介します。各社が持つ独自の強みを紐解きつつ、メンターの方の考え方やバックグランドについてもお伺いしていきます!
第二回は、moreTOKYO株式会社の代表取締役社長 柳田さんにお話を伺いました!

柳田 夢時 氏
moreTOKYO(モアトーキョー)株式会社代表取締役社長。
GMOインターネット株式会社にて新規事業を立ち上げ当時最年少の事業責任者を経験。その後、株式会社ビズリーチにて新規事業開発、Ubie株式会社にて事業開発/アライアンス責任者などを経験。2021年には株式会社closipの執行役員COOに就任。2023年6月にmoreTOKYO株式会社を創業。

ー最初に、柳田さんのバックグラウンドや、moreTOKYO創業の経緯を教えてください!

柳田:実は、私の社会人経験のほとんどが新規事業なんですね。新規事業開発の始まりは、GMOインターネット株式会社(以下、GMO)における通信の新規事業立ち上げでした。そこで0→1が非常に楽しく感じたことをきっかけに、新規事業の立ち上げにもっと携わりたいと思うようになったんです。

その後、GMOで目標としていた社長賞を取ったことが一つの区切りとなり、株式会社ビズリーチ(以下、ビズリーチ)に移って「BizHint」(現:株式会社ビズヒント)というメディア事業の立ち上げに参画しました。

その後、医療系スタートアップのUbie株式会社(以下、Ubie)の共同代表である阿部と久保の志の高さに共感を覚え、ビズリーチを退職してUbieにジョインさせていただきました。Ubieでは0→1ではなく、1→10と事業開発を中心に、今までの経験を活かしたアライアンス責任者を務めました。

また、社外では株式会社サイバー・バズのコーチングサービスの立ち上げも経験させていただきました。

そうして様々な事業に携わっているうちに、自分自身で会社を立ち上げる経験もしたいと思うようになったんですね。
というのも、新規事業って事業開発にセールスマーケティング、採用、拠点立ち上げと本当に何でもやるんですよ。だから、会社の立ち上げを通じて経営をもっと学びたいと思ったんです。

ちょうどそのタイミングで、株式会社ワイヤレスゲート創業者の池田から一緒に会社を立ち上げようとお声掛けいただきまして。株式会社closipのCOOとしてジョインし、会社や組織の立ち上げを経験、学びました。

その後、様々な企業の社外アドバイザーも務めたのですが、、自分自身の会社持ってどんどん新しい事業をしたい、という思いから2023年6月にmoreTOKYOを創業しました。

ーなぜ「moreTOKYO」という名前にしたのですか?

柳田:今現在はクアラルンプールを拠点としており、東京にはあまりいないのですが、やっぱり日本人ですし、東京からどんどん新規事業を立ち上げたいという強い思いがあります。

だから、東京からもっといろいろな新規事業やサービスを生み出していこう、という思いを込めて「moreTOKYO」と名づけました。

ーmoreTOKYOさんの事業やミッションを教えてください。

柳田:現在、主軸となっている事業は主に3つです。1つが、エグゼクティブサービス事業「ONE」です。メンタルトレーニング事業「M moreTOKYO(エム モアトーキョー)」をはじめ「W moreTOKYO(ダブル モアトーキョー)」などのサービス展開をしております。

2つ目が、日本企業の海外進出、海外企業の日本進出を支援するグローバルチーム「GLOBAL moreTOKYO(グローバル モアトーキョー)」。これは、私自身の経験や強みを活かした事業です。

最後が、"新規事業×スピード"を軸にした経営者伴走型のビジネスコンサルティング&デザインファーム「STUDIO moreTOKYO(スタジオ モアトーキョー)」です。

こうした事業の前提となっているのが、私がとても大切にしている「時間」と「楽しむこと」なんです。まず、ビジネスは戦ですから、1ヶ月単位でも次々とアクションを起こしていかなければなりません。私自身、GMOのグループ代表である熊谷の「時間=命」という言葉に感銘を受け、これまでずっと意識して過ごしてきました。

そして、moreTOKYOのWebサイトのトップにある「楽しめ、人生。」という言葉にもあるように、何かを楽しむことも大切にしています。

そういう思いから、私自身ができることで多くの方にも楽しんでいただけるようなサービスを作りたい、という思いから事業を展開しています。

ーこれからどんな方を支援していきたいと考えていますか?

柳田:私は日本も東京も大好きですし、日本や東京をマーケットに事業をしたいという思いも持っています。ただ、日本で終わらせてほしくないんですね。だから、海外志向の強い方や海外へ挑戦したい方を特に全力でバックアップさせていただきたいと思っています。

「海外に挑戦したい」「海外を狙っていきたいけどどうしたらいいんだろう」といった思いが少しでもあれば、ご相談いただけたら嬉しいです。

海外に挑戦するにあたり、私自身が今も広げ続けているコネクションをご提供できるのは、他の方には真似できない私の一番の強みです。やっぱり現地の経営者や、現地で実際に事業をされている方に話を聞くのが一番早いですから、そういう方と惜しみなく繋げてどんどんご支援出来たらと思います。

ー「日本で終わらせてほしくない」は、どんな体験や考えから来ている思いなのでしょうか?

柳田:クアラルンプールに住んでいて驚いたのが、クアラルンプールだけではなく東南アジア全体で、急速に開発されているんですよ。1年で10棟、20棟と高い建物が建つくらい。一気に追い上げているので、日本も負けないように走り続けないと抜かれてしまうという危機感を常に感じているんですよね。

また、昨年は世界を3周し多くの国へ行ったのですが、その移動の中で今のトレンドや流れを見ていて、国ごとに伸びるマーケットや、合う合わないがあることを改めて実感しました。どんなことが上手くいくかは分かりませんから、実際の海外の国々の流れをもっと見て、どんどん挑戦してほしいと思います。

ーmoreTOKYOさんと相性がいい事業や領域はありますか?

柳田:海外で挑戦されている方の中には、もちろんtoBもtoCもいらっしゃいます。例えば飲食で店舗展開されている方もいれば、アパレルで展開されている方もいれば、サービスとしてアプリを作って展開されている方もいれば、本当にさまざまです。だから、特にこれというものはないですね。重要なのは、海外に挑戦したいという気持ちです。

ー最後に、起業家に伝えたいことがあればお聞かせください。

柳田:TIB STUDIOのWebページにある「独創的なアイデアには、世界を驚かせるようなスタートアップの原石が眠っている」というフレーズにすごく共感していて。本当にたくさん眠っているし、どんどん挑戦していこうぜって本気で思っているんですよ。

だから、海外に挑戦したいという気持ちさえあれば、まずはご相談いただけたらすごく嬉しいですね。思いがあればアクションも起こせると思いますし、その視座がなにより大事ですから。


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▶︎TIB STUDIOについて:https://tib.metro.tokyo.lg.jp/studio/

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