親の役目
親がやる事とやらない事、そのバランスとは?
良かれと思って言う言葉が与える影響とは?
自分で決める力を育てる方法とは?
成功や失敗ではなく、子供に与えるものとは?
どれだけ愛していても
心配してても
いつかの日か手を離す時を恐れてはいけない
その時までに親がやる事
なるべくやらない事
<良かれと思って?>
「〇〇してみたら?」
子供に率先する姿勢が見えず、背中を押すつもりでついつい言ってしまう
「〇〇してるんだよね?」
誰かに本人が質問されているのにも関わらず、親が答えを子供に問いかけ「うん」と言わせる
幼児期はまだ経験が浅いから必要かもしれませんが、ある程度の年齢になったらどうなのでしょうか?
親の考える、または自分の経験に則った「良かれ」へ子供の意見を待てずに導いてしまう結果になり、子供は親が納得しそうな選択を、自分で決めたかの様に…「うん」と。
<もしも上手くいかなかったら>
子は「自分で出した答えじゃなかったのに」と、親のせいにしてしまうかも知れない
親は誘導が間違ってしまった事を認めたくなくて「あなたが決めてやったんでしょ!」と責任を放棄するかも知れない
そうならない為に…
<自分で決定させる>
「わたし〇〇する」を引き出す
経験の少ない子供でも、その中で自分の選択肢を出す事はできます。
どうしたらいいのかな?
どうしたい?
どうしてあげたらいいかな?
「HOW?」
この問いに正解はなく
「自分の答えを出せれば」なんでも正解!
普段急ぎ足の育児も、この時ばかりは意見を言うまで待ってあげましょう。
それから子はそれを実際にやってみて、初めて「真意を知る」事になります。
成功や失敗ではなく、大きなくくりの正解ゾーンを知る「経験を得る」という事
経験は自分の行動からしか得られないモノ
経験の積み重ねが人生!
厳密には正解も不正解も曖昧なもので、人によって異なるのです
世の中みんな違う人間なのだから、そりゃ多少ずれてる所はごまんとあるわ!
だからこそ、違いを認め合う事が大切だよね
と、子供の経験を否定も肯定もせず、冒険を讃えてあげましょう
そんな小さな冒険の繰り返しで「子供は徐々に自分に自信」
をつけて行くのです
いつか自信が大きく育った時
親の手を離れて自分の人生を歩んでいくのです
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