宇宙を駆けるよだかを観て、ルッキズムについて考える

ネトフリのオリジナルドラマの宇宙(そら)を駆けるよだかを見ました。最近ジャニーズWESTにハマっているので軽率に見始めたのですが、めっっっちゃおすすめです!
30〜40分で6話完結なのでサクッと見れるのですが、すごく考えさせられるドラマでした。注意:ややネタバレを含みます。

主な出演者は富田望生と清原果耶、重岡大毅と神山智洋の4人です。ジャニーズ好きの人のためのドラマと思いきや、女性2人の演技が圧巻です。
あらすじとしては、かわいくて素直な性格のあゆみ(清原果耶)と醜い容姿の然子(富田望生)の身体があることがキッカケで入れ替わってしまい、、、って感じです。
このドラマはルッキズム、貧富や家庭環境の差を題材にしているのですが、私は特にルッキズムについて考えさせられました。

ドラマでは外見が変わっても性格は変わらず、幸せになれないというシーンがあります。人は外見だけでは無く、内面も大切なのは言うまでもないですが、ルッキズム(外見至上主義)の考えが一般的に広くあるのも事実です。
ドラマの舞台は高校ですが、ブスと陰口を言われたり、スクールカーストが存在したりとすごくリアルだな〜と感じました。私の高校時代(約10年前ですが、、)でさえも、やはりルッキズムありました。というか、社会人になってもそういった風潮を感じる時はあります。
そりゃ容姿が良いに越したことはないですよね。でも容姿が良いって何なの?とも思ったりします。人の好みなんて人それぞれ違うし、国によって美人とされる基準も違います。
一応物語はハッピーエンド?で終わるのですが、終わり方は少しモヤモヤしました。結局ルッキズムは完全にはなくならないのかなとも感じました。
物語の最後に然子は以前の卑屈な性格から変わろうとします。周りに壁を作らないことの大切さ、自分の想いを周りの人にぶつけることの大切さを感じました。
そんなに簡単に友達できるかな~?と感じる場面もありましたが、人間関係ってこんなもんなのかもしれないとも思ったりしました。自分が思ってるよりも、周りの人は優しいし自分の事を気にかけてくれているのかもしれません。そんな風に考えると少し心が救われます。現役高校生に是非見てもらいたいドラマです。

題材は重めなドラマですが、重岡くんの足がめちゃ速かったり、いちごミルクを飲むkawaiiシーンもあったりと、ほっこりシーンもあるのでご安心下さい。笑
ジャニーズWESTのお二人の演技も素晴らしいです。

長文になってしまいましたが、ご興味のある方は是非見てみて下さい!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます❀

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