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ChatGPTをAlexaで使えるようにした話

こんにちは。ti.ti.taです。
前回投稿からちょっとあいだが開きました。

その間にいろいろやったので順次まとめていきたいのですが、今日はChatGPTのお話です。

結論

導入は思ったより簡単。(というか、ChatGPTが優秀)
ChatGPTをAlexaで使えるようにすると、かなり自然な「会話」ができる。
子供のなぜなぜ攻撃に対する防御力大幅アップ!

では、結論に至っ経緯を書き連ねていきます。
お時間あればお付き合いくださいませ。

導入背景・目的

まず、導入しようと思った背景ですが、
子供のなぜなぜ攻撃に耐えられない!
この一点に尽きます。

子供って、無限の興味を持っていますよね。
我が子も例に漏れず、ひたすらなぜなぜどうしてどうしてを繰り返しています。
多少雑学にも自身がある私、最初はうまく応戦できていたのですが、さすがの猛攻に耐えられず心が折れかけることも多々。。。

しかし、子供の疑問に答えてあげないのもかわいそう!
(というか、せっかく興味持っているのにもったいない)
ということで、どうにか回答する方法がないか思案していました。

そして行き着いたのが、今話題のChatGPT。
ご存じの通りOpenAI社が開発・提供している、対話に特価したAIです。

そして我が家にはAlexaがいます。
なお、この子も、いつも子供に質問攻めされており、「すみません、うまく答えが見つかりませんでした」と平謝りです笑

これらを組み合わせれば、子供の無限の質問攻撃に耐えうる、スーパーシステムができるのでは……

分析

早速システム開発にとりかかりたいところですが、私はAlexaスキルの開発経験もなければ、本職はC言語なので他言語にも明るくありません。

似たようなことやっている先人がいるだろうと踏んで、さらっと調べたところ、下記ページにたどり着きました。

とりあえずこちらをベースに作ることにしましょう。
それにしても、Lambda?インテント?よくわからない単語一杯ですね。

と、通常であれば、ここから地道に調べら開発すすめていくところです。

が、今回は違います。
私にはChatGPT先輩がついてます。

というわけで、ChatGPTに聞いてみましょう。

[上記ページのコードを貼り付けつつ。。。]
このコードを使って、Alexaスキルを作成したい。
手順を示せ。

ChatGPTへの入力

すると、下記のような応答が返ってきます。

このコードはpythonで書かれたAWS Lambda関数の例です。この関数を使用して、OpenAIのChatGPT APIを呼び出し、Alexaスキルのカスタムインテントに応答することができます。
Alexaスキルを作成する手順は以下の通りです。
(以下略)

ChatGPTからの応答

ふむふむ。
AWS Lamda関数とな。

AWS Lambda関数について解説

ChatGPTへの入力

AWS Lambdaは、サーバーレスアーキテクチャを実現するためのサービスのひとつであり、コードをアップロードするだけで、コンピュータリソースを用意する必要がない、スケーラブルで柔軟なアプリケーションを開発できます。
(以下略)

ChatGPTからの応答

なんとなく、「コードをアップロードするだけで~アプリケーションを開発できます。」というところが重要な気がしますね。

……

以降の流れは割愛しますが、上記のような感じで都度ChatGPTに聞きつつ、コード完成しました。
※もし、詳しく知りたい方いればコメントください。

なお、スキル名は「先輩モード」にし、
ChatGPTに
「俺様系先輩口調で、手短に応答すること」
と指示しました。

実験

早速試してみましょう。

Alexa、先輩モードでピカチュウについて教えて

Alexaへの音声入力

おいおい、それは君が調べてもいいことじゃないか?
でもまぁ、ピカチュウってのは、ポケットモンスターシリーズに登場する電気タイプのポケモンだぜ。可愛くて、元気いっぱいな性格が特徴だ。ピカチュウは、ゲーム、アニメ、トレーディングカードゲームなどで大活躍している。

Alexa(もといChatGPT)からの応答

やべぇ、めっちゃ面白い。
端的に、俺様先輩口調(?)で話してくれていますね。ツンデレかな。

考察

chatGPT、何でもできるAIと捉えられがちですが、決してそうではありません。
が、聞き方や使い方によって強力な武器になるのは間違いないと思います。

google検索も使う単語によって、目的の情報にたどり着けるかどうか変わってきますよね。
chatGPT(AI)も同じで使い方が最重要です。

また面白い使い方みつけたらまとめますね。
では、今日はこの辺で。


おまけ

その後、chatGPTとより自然な対話ができるよう、(あるていど)記憶を持たせようと思って改造したのですが、レスポンスが8sec以内でなければならないというAlexa側の仕様に耐えられず、うまくいきませんでした。
(課金すれば応答早くなるのかな。)

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